そのじゅうよん コンタ22歳 お姫様の護衛とマリア・フォン・ランドル
22歳になった俺は、王妃様が出産したその日から、お姫様付きの近衛兵になった。
いつか、打ち明けあてくれた秘密どおりに、お姫様を抱っこして、王妃様は嬉しそうに、けれど、とても悲しそうに笑って、
お嬢様がアークレットの魔女やら魔術師呼んだけど、早馬に伝令飛ばした時にはもう手遅れで、1日も持たずに儚くなってしまった。
「この子には、愛のある誠実な相手を見つけて欲しい。お願いね」
そう、その場にいた、お嬢様やツルッパゲ、俺や侍女たちに言い残して儚くなってしまった。
ー国王陛下は出産に立ち会うことを拒否された。
怒りに満ちたお嬢様達から、泣いてすがり付いても足蹴にされて、一人娘の出産の立ち会いも.妻の死目にもあわせてもらえなかった。
王妃様がそう望んだから。
ー蛇の恨みって怖いなあ。
悲しみにくれる王宮で、希望の光でもあるお姫様、
ーティアラ・ベル・リオン様。
ふわふわの金髪に優しい緑の大きな瞳。
美男美女の両親もっただけはある美少女。
「絶対、変な男には渡さないわよ」
泣きながら、親友に誓うお嬢様。
だって、白蛇様の血をひくお姫様。
国王のような男が相手なら、お姫様だって王妃様と同じ運命たどってしまう。
こうして、国王そっちのけで、お姫様の英才教育と婿探しが始まった。
「お姫様もだけど。もうひとりのお姫様も気を付けてやってくれよ」
ツルッパゲに言われ俺はこまめにアークレッドに帰省する。
にしても、天才って変なやつが多いんだなあ。




