プロローグ
初めて投稿してみました。
読みづらいかもしれませんが、読んでやってください。
俺の名前は鬼灯将海。
ごく普通の庶民で、大学をやめて実家で暮らしてる普通のアルバイターで、歳は20。
童貞、彼女無し。
はい、今つまんねぇと思ったやつはぶっ飛ばすぞ。
……まぁ、できないけども。
趣味は、色々やってるが、もっぱらゲームかラノベ読んでる。
って、そんなのはどうでもいいんだ。
俺は今聞きてぇことがある。
「……俺は何で空を見上げてるんだ?」
俺はさっきまで、買い物に出かけてて、それで……あれ?
思い出せない?
いや、抜けている?
まるで、その部分だけ綺麗に切り取られたみたいだ。
……いやいやいやいやいや、落ち着け?
さすがにそんな事あるわけがないじゃないか。
「いくら何でも記憶が抜けるなんて、トラックに撥ねられる位の衝撃が必要に……」
そういって、周りを見ようとして、横を向いた瞬間、俺は言葉が出なかった。
何故なら、事故にあったような状態のトラックがあったからだ。
まるで何かを轢いた後の様な状態で、だ。
「フラグの回収早すぎるだろ、おい……」
自分が轢かれたということはすぐわかった。
自分の視界が赤くなるのがわかったからだ。
その瞬間、意識が遠のいていった。
「あー、おいおい、俺の人生、ここで終わりかよ。あっけねぇなぁ」
まぁ終わっちまうのは仕方ない。
それが運命ってやつだ。
「あーぁ、せめて彼女の一人や二人は欲しかったなぁ」
……二人はまずいか。
転生とかできたらいいのになぁ。
そしたら、ラノベでよくあるように、彼女作りまくって、毎日怪物と戦ってやるのにな。
そんなことを思う暇もなく、意識だけが遠くなっていく。
「なんて、そんなの無理だよなぁ……」
あぁ、もう意識がほとんどない。
さようなら、俺の人生、こんにちは、天国の皆さん。
そして俺は天国に旅立っていった……。
「と、思いましたか?残念ながらあなたにはまだ生きてもらいます」
どこからか声が聞こえる。
「さぁ、目を開けてください、鬼灯将海さん」
!?
なぜ俺の名前を?
思わず目を開けると、白い空間に、白いテーブルと椅子。
そして、そこに座るとても美しい女性がいた。
「ここはどこだ?何で俺の名前を知ってんだ?」
「ここは神の間、「箱庭」とでも言っておきましょうか。そしてあなたの事もよく知っています」
女性がいきなり訳のわからないことを言い出したが、とりあえず俺はまだ生きているらしい。
女性が言うには、俺はどうやら神の間、通称「箱庭」という所に来たらしい。
……ん?
待てよ、神?
ってことは目の前の女性はもしかして……。
「女神様なのか?」
「申し遅れました。私は運命を司る女神テテュス。あなたの住んでいた世界の管理者でもあります」
まさかの女神様降臨です、はい。
俺の頭はこの展開についていけていない。
夢ではないかと、頬を抓る。
……超いてぇ。
と、いうことはつまるところ、これは現実なわけで、俺はこの女神に救われたということだ。
女神なんて、それこそラノベやゲームだけだと思っていた。
だが、今俺の目の前に、その女神様がいる。
それも超絶美人の。
20年間彼女無し、童貞の俺には危険すぎるレベルだ。
と、俺が若干元気にこんにちわしそうな息子をなだめつつ考えていると
「ふふっ、あなた様は、正直者ですね、美人と言われたのはいつぶりでしょうか」
お、俺の考えが読めるだと!?
まずい、これでは、女神様の前で変なことを考えられないな。
と、とりあえず話を戻そう。
緊張感のないプロローグですね、このテンションで、書いていきますので、次回の投稿は不定期になりますがお許しください。