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俺たち4人が異世界転移?!〜魔王も勇者も俺たちには敵わない〜  作者: 名状しがたいスープのようなもの
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第1話 死んで転生からの転移

初投稿です。拙い文章で大変見苦しい箇所が多々ありますがご了承ください。所々語録や名セリフのようなものがありますが気にしないでください。


「おめでとうございます。シナリオクリアです。」


夏の暑い日、俺は予定の空いてる仲のいい友人たちとTRPGをしていた。


「はぁ、疲れたぁ〜」

「なんだよ黄金の大和煮って…」

「クソッ邪神召喚できなかったか」


そいつらはシナリオが終わった瞬間口々に感想をこぼす。


シナリオを進める進行役をしているのは俺、安藤 明だ。

そして疲れたと愚痴をこぼしたのが奈川 玲斗、大和煮をDisったのが此村 治、名状しがたい存在を召喚しようとしていたのが佐山 晶人だ。


奈川「あのNPC敵なのかよ…」


安藤「APP18は人外の証ダロォ?」


此村「それよりも黄金の大和煮ってどうすりゃいいんだよ」


安藤「それなら食べると精神力が上がるぞ」


此村「マジかよ…大和煮ッ食べずにはいられない!」


安藤「てか邪神召喚しようとすんなよ」


佐山「KP(キーパー)を困らせるPL(プレイヤー)の鏡だろ?」


安藤「ぬかしおる…」


そんな感じでシナリオも無事終わり俺たちが家に帰る途中にそれは起こった。

道路の横断歩道を渡っていると…


此村「あのバスの運転手居眠りしかけてね?」


佐山「マジかよ。船漕いでんじゃん」


安藤「まぁまさか轢かれるなんてあるわけないよな」


奈川「死亡フラグ立ったな」


この時俺たち油断せず小走りになって早く渡ろうとすればこんなことにはならなかったのかもしれない。


安藤「ッッ!あのバス赤信号で止まっ…」


ダンッ…


(こんな死に方ってありかよ…うーわ血だまりすげぇこれ俺の血なんだろぉなぁ…俺たちまだ高校生なんだぜ?もうちょっと青春満喫させろよな…まぁもうどうしようもないけどな…もし転生なんてものがあるなら4人で転生したら面白そうだな…無理だろうけどな…死にかけてるのに案外冷静なのな俺)


俺たちはバスにはねられてそれぞれの人生に終止符を打った…はずだった。


俺が起きるとそこは何もない白い空間だった。まるでWEB小説でありがちな今から神様が出てきて転生なり転移ならさせますよ…みたいな空間だった。


(なんだここ?死んだんだよな俺?てかいつの間にかあいつらもいるし…服装は死んだ時の服なのね…)


起きた当初にはいなかったはずの3人が俺のように辺りを見回している。


?「全員揃ったようですね」


俺たちの誰でもない聞いたことのない声が響く。


此村「誰だお前は!」


安藤「地獄からの使者、スパイダーマッ!」


神「ではありません。私は所謂神です。」


佐山「ナンダッテー!?」


神「私があなた方をここにお呼びしました。」


安藤「なんのためにですかね?」


神「実は私はあなた方が住む世界を管理する神の一柱なのですが、私が管理しているもう一つの世界が停滞を続けておりそこにあなたたちを送り出して変化を促そうと思っているのですよ」


奈川「わーいヤッター夢の異世界転生だぁ(棒)」


此村「もしかしてチートとかもらえたりするんですか!?」


神「制限はありますが」


此村「キマシタワー」

安藤「やったぜ。」

奈川「やりますねぇ」

佐山「嬉しいなぁ」


安藤「質問なんですけど…何で俺たちなんですか?」


神「とくに理由はありません。強いて言うなら無数の死んだ魂からつかみ取りしたらあなたたちが選ばれたからですね。」


安藤「俺たちラッキーだなぁ」


神「では異世界に渡るに際してあちらの世界がどのようなところなのか説明しましょう。」


わかったことをまとめると

・あちらの世界の文明は定番のヨーロッパ風の町並み

・種族が分かれていたり魔法がある

・特に俺たちに求めるものはなく好きに生きていいがたまに連絡を とるかもしれない

・それなりの国が分布しており勇者や魔王もいる

・種族、名前、容姿、能力はある程度自由にして良い

上記のことがわかった。


安藤「なーるほど」

此村「おらワクワクすっぞ」

佐山「キャラメイクはよ」

奈川「あー^いいっすねー^」


神「ではあちらの世界での貴方達の肉体を作りましょう」


目の前にタブレットpcのような端末が現れ俺たちは一人一人手に取った。


神「肉体を作成するときはその端末を操作してもらいます。ゲームとは違い自分の命がかかっていますのでくれぐれもご注意してください」


一同「はーい」


そして俺たちは時に意見を交換し合いながら自分好みのキャラを作り上げていった。


安藤「イかれたメンバーを紹介するぜ!俺の名前はニ○ルラトホテプ 長いからニャルさんと呼んでくれ!種族は獣人の猫族で魔法適正ほとんどの無しの肉盾にしてみたぜ!ちなみに女な!」



名前:ニャルラトホ○プ性別:女

種族:猫獣人 LV.1

HP:100 MP:5

筋力:20

耐久:50

精神:15

敏捷:20

容姿:良(不動)

魔力適正:並以下

特性:身体能力補正

魔法:


スキル:




ステータスを完成させると俺の体に変化が起きた。

体が徐々に縮み始め、獣らしい耳が生え、鼻の形が変わり、尻尾が生え、肩から背中の中央にかけ毛が生え、髪の毛も人間の頃とは比べほどがないくらい伸び、骨格が男のそれから女のものに変ったようだ。


ニャル「スッゲェ〜!これが女の体か(チラッ おおマイサンがいなくなってるぜ!まさに神秘!」


神「ステータスを完成させるとその時点で肉体が生成されます。変更などは受け付けませんのであしからず。」


ニャル「マジかよ…その説明先に欲しかったわぁ。まぁいっか。」


奈川「名状しがたい美少女やん。」

佐山「てか、身長低スギィ。」

此村「魔法適性がゴミすぎだろ」


ニャル「魔法なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。(ドヤァ」


奈川「次は俺が行かせてもらうぜ!俺の名前はレクト種族は人間氷魔法主体の後衛にしてみたぜ!あ、俺は男だからな!」



名前:レクト 性別:男

種族:人間 LV.1

HP:50 MP:100

筋力:5

耐久:5

精神:25

敏捷:10

容姿:良

魔力適正:賢者並

特性:学習能力補正

魔法:氷魔法LV.1


スキル:



奈川も体の変化が始まったようだ。もともと黒かった髪が茶色になり、肌の色が白人のような白さに近づき、鼻が高くなり、瞳を青く染めて小柄な体型はそのままに骨格は心なしかなよなよとした印象を受けた。


レクト「ふむ…筋肉量は落ちた気がするけど、なんか内なる力を感じたら感じなかったり…」


ニャル「も・や・しww」

佐山「ナニコレクソザコナメクジやんww」

此村「まぁ魔法があるし多少はね?」


神「お気づきかと思いますが筋力は力の強さを耐久は持久力や毒などの状態異常の耐性を精神は心の強さを敏捷は素早さや瞬発力を容姿は見た目の良さを魔力適正は魔法の覚えやすさや魔力の成長を特性はその人に恒常的に効果しスキルや魔法はその人が取得したものが表示されます。」


一同「知ってた」


佐山「次は俺の番だな!俺の名前はヒューマ 種族はエルフで剣士の前衛にしてみたぜ!」



名前:ヒューマ 性別:男

種族:エルフ LV.1

HP:70 MP:20

筋力:30

耐久:40

精神:20

敏捷:20

容姿:良

魔力適正:とても高い

特性:身体能力補正

魔法:


スキル:剣術LV.1




おや?佐山の様子が…テッテッテッテッテッテッテ(ry

佐山の髪が金髪になり肩まで伸び、耳が尖り横に伸び、瞳の色が金に変わり、身長が伸び、俺の20cmくらい上になり、イケメンになった。


ヒューマ「なるほど…変化には痛みが伴うかと身構えていましたがそんなことはありませんでしたね。」


ニャル「おめでとう!佐山はエルフに進化した!」

レクト「それ次の進化どうなんの?」

此村「これが最終進化だろjk」


此村「じゃあ最後は俺だな。俺の名前はバンカー 種族は魔族で前衛も後衛もこなせる妨害系の能力にしたぜ!」



名前:バンカー 性別:男

種族:魔族 LV.1

HP:50 MP:30

筋力:20

耐久:25

精神:25

敏捷:50

容姿:良

魔力適正:とても高いより高い

特性:回復能力補正

魔法:


スキル:妨害術(ジャミング)




おや?(ry

髪は伸び黒から濃い紫へ、瞳の色は薄い紫へ、眉が太くなり生前のおとなしいイメージは何処へやら、大きな目は威圧感を与えてくる。身長は生前とあまり変わらないが体つきがとてもがっしりになったようだ。


バンカー「これが力…まるで生まれ変わったかのようだ(演技口調」


ニャル「当たり前だよなぁ?」

レクト「そうだよ」

ヒューマ「なんかダークヒーローかかませ犬っぽい-114514」


神「皆さん作り終わったようですね。それでは転移させたいと思いますがその前に…"汝らに祝福あれ"…ステータスに便利なスキルを追加しておきました。」


俺たちがステータスプレートを確認すると、スキルの欄に特別譲渡枠ができ、言語理解、看破、アイテムボックス、グループ心話、隠蔽、蘇生(仲間のみ)が追加されていた。


神「それは私からのささやかなプレゼントです。効果は転移してから確かめてください。これからの人生に役立つものを追加しておきました。魔王や勇者はそれなりの加護を与えられますが貴方達の持つそのステータスはそれとは比べ物にならないほど強いものです。ですのでくれぐれもお気をつけください。」


ふと気になったので俺は質問してみる。


ニャル「もしかしてですけど俺たちのステータスってTRPG(クト○ルフ)の数値をもとにして設定してあるんですか?」


神は少し驚いた様子で話し始める。


神「よく気づきましたね。その通りです。貴方達のそばに落ちていたキャラクターシートを参考にさせていただきました。」


ヒューマ「じゃあこの数値って人外レベルなんじゃないですか?」


俺もそう思っていた。なぜならTRPG(クト○ルフ)では18が人間の最高値だからだ。18で一流の人間並なのにそれ以上になるとどうなるのか興味が尽きない。


神「はい。その通りです。さらに貴方達のステータスは成長します。私にはどこまで成長するかはわかりませんがきっと面白いことになるでしょう。」


さらにひどい情報が出た。これ以上成長するだって?俺たちを化け物にでもする気なのか?


レクト「でももし僕たちが増長して世界を壊し始めたらどうするんですか?」


いい質問だな。


神「私はその愉快な所業を邪魔するつもりはありませんが、もしかしたら他の神が貴方達に対抗できる存在を作り出すかもしれません。」


バンカー「そんな強い力をなぜ貴方は与えることができるのですか?」


またまたいい質問だな。


主神?「それは私が最も強い力を持つ全ての神の生みの親である主神だからでしょう。長い話もこれでおしまいにして…さぁ貴方達は今から旅立ちます。その先には辛いこと楽しいこといろんなことがたくさんあるでしょう。でも決して諦めないでください。では良い人生を。」


特に前世と使い勝手の違う体でどこまで遊ぶことができるか…これからの生活がとても楽しみだ。


一同「ありがとうございました〜」


俺たちがお礼を言うと足元から渦巻きのようなものが登っていき俺たちの体をすっぽりと包み込むと俺たちの意識はまた暗転した。




キャラ付けなかなか楽しかったです。まだあまり確定していませんが、そのうちどんな性格かわかってくると思います。

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