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第6話

すみません、最近とても忙しくてまともに進めることができていません。

そして今回はちょっと短いです。

ただでさえ短いのにこれ以上短くしてどうするんだって話ですよねw

「皆のレベルは上がらなかった? 俺のレベルは上がったよ」

「ん、上がってないな」

「私も上がってないかな~」


 優太と石井さんは上がってないようだ。他の二人、中野さんと雄輔はどうかと顔を向けると、首を振って否定した。俺が倒したから俺に一番経験値が入ってきたようだ。


 

 それからは何事もなく順調に進み、だんだん街の周りを取り囲んでいると思われる高さのある壁が見え始めた。それはさながらどこかの巨人が出てくる漫画の物のようだ。

 門の前には人だかりができており、あそこで審査を受けてからしか街には入れないのだろう。

 列の最後尾に並ぶ。俺たちの番になるまで談笑していたが、ふと、あることを思い出した。


「ステータスとか隠しておいた方がいいんじゃないか? 一応、この数値は俺たちの生命線であるわけだし、トランプをするにしたって態々自分の手札を相手に見せるような奴なんていないだろ?」

「あっ、そうだね。そういう機能があったことを忘れてたよ」


 そして皆がステータスを隠し終えたころ、俺たちの番が回ってきた。

 

「ステータスボードを見せろ」

「はい」


 皆は順に、門衛に見せた。


「よし、問題ないな。通っていいぞ」

「え? そんな簡単でいいんですか?」


 門衛は一瞬不思議そうな顔をしたが、すぐに納得したような表情をした。


「あぁ、もしかして遠くの村から集団で出稼ぎにやってきたのか?」


 俺たちは顔を一瞬だけ見合わせた。


「はい」

「やはり、そうだったか。ある程度の大きさの町では常識だからな」


 門衛は懇切丁寧に説明してくれた。ステータスボードは通常の状態ならすべての文字は白だが犯罪を犯すと名前の色が変わり、また罪の大きさによって色の段階が決まっているらしい。例えば軽い犯罪で黄、強盗などならオレンジ、人を殺すなどしたら黒になるらしい。

 

「そうなんですね、お仕事中でしたのに丁寧にありがとうございました」

「いや、いいんだ。どうせ暇していたからな」


 

門を潜り、街に入る。するとそこにはレンガ造りの家が軒並み連なっていた。


「わぁー!外国に旅行に来ているみたいっ!!」

「だね! 最初はどこにいけばいいんだろ? 何も説明なかったよね?」

「なかったね、さぁどこへ行こうか?」

「一応は活動資金ももらっているが無限ってわけじゃないんだ、金を稼ぐ手段を探すべきじゃないか?」


 雄輔が至極まっとうな意見を出している。脳筋みたいなやつかと思ったら思考力は高かったようだ。と失礼なことを考えていたが、あることに気付いた。


「そういえば、活動資金っていくらあるの?」

「あ、袋に入れてたから気付かなかった」

「すっかり忘れてたよ、流石準くん!」


 まぁ、こっちの貨幣の価値はわかんないんだけどね。

 ズボンに結びつけていた二つの袋のうち、まずはパーティーのほうの袋を手に取って袋の中身を手の上に出してみる。


「銀貨10枚と大銀貨が1枚入ってた」

「これでいつまで持つんだろうか?」

「だから早く金を稼ぐ方法を確立しとかねぇとな」

「じゃぁ、次は俺が貰った分」

 

 優太が疑問に思った通り、いつかは尽きてなくなるだろう。やはり直ぐにでも金を稼ぐ手段を考えないとな。

 そして今度は俺が個人でもらった方の袋を手に取り中身を出す。


「銀貨20枚と大銀貨が2枚入ってたよ」

「パーティー資金の二倍ってことは相当な額なんじゃないのかな?」


 そんな金を俺一人で使えと? でも、これで何がどのくらい買えるのかはわからないんだがな。





「金を稼ぐ手段思いついた!」

「準! 思いついたのか!」

「で、その手段はなんだ?」


 どのくらい支援金があるのか確認した後、俺たちは金を稼ぐ手段を考えていた。

 あるんじゃないか? こんなゲームみたいな世界なら、魔王が居るような世界なら。

 そうそれは、


「魔物を倒す職業! 魔王が居て魔法があるような世界なら、魔物がいるはずだよね! で、その職業ってのは例えば冒険者とか! ありそうじゃない?」


 冒険者。また、それを纏める組織、冒険者ギルド。それに類似するものがあるんじゃないのか? と考えた。

 最悪の場合は何でも屋とかも考えていた。これはまだ話してないけど。


「じゃぁ、あるかどうか誰かに聞いてこようか?」

 

 そう石井さんが言ったので任せた。

 俺? 俺が行ったら無視されたり、敵意を向けられたりと面倒事が起きる可能性があるから行けなかった。きっと、それを考えて石井さんは言ったのだと思う。気が利くなぁ……




――数分後――


「あったよ~! 冒険者ギルド!」

「やっぱあるんだな、冒険者ギルド」


 冒険者ギルドって言ったら色々なテンプレが用意されてそうな場所だな、まぁ、ラノベの話だけどな。


「で、その場所を聞いてきたのか?」


 ここでやはり皆が気が付きづらいところに気が付くのが雄輔だ、これから雄輔には皆がお世話になることだろう。

 

「聞いてきたよー、オレンジ色っぽい屋根の建物だってー」


 ん? オレンジ色?


「なぁ、もしかしてだが……」


 俺は目の前にある建物を指さす。


「これじゃね……?」

「「「「え?」」」」


 そのオレンジ色の建物の前には看板が立っており、その看板にはこう記されていた。


 冒険者ギルド、と。







「こんにちは、今日はどのような御用ですか?」

 

 受付に行くと青髪ロングのきれいな女性にそう尋ねられた。やはりこういうのは美男美女がやるものなんだろう、ほかの受付を見てもそんな感じだった。

 それにしても俺を見ても眉一つ動かさないなんて、流石プロだ。

 実は内心、こんな気持ちが悪いやつの応対なんかしたくない。そう思っているのかもしれない。


「俺……いや、僕たちは冒険者になりたくて来ました」


 そう俺は切り出す。やっぱり正しい言葉遣いは大切だよね。


「はい。わかりました、冒険者登録ですね。では、こちらの用紙の指示に沿ってご自身のことをご記入してください。米印がついているところ以外は記入必須項目ではございません」


 そう言って受付さんは記入用紙を五枚と一本の羽ペンを渡してきた。

 おぉ、羽ペンなんて初めて見た。でも一本しかないな……

 やっぱレディーファーストだな。


「石井さんか中野さん先に使っていいよ、俺達男子は後でいいから。いいよね?」


 雄輔も優太も頷いたことを確認し、インクの入った瓶ごと渡した。

お読みいただきありがとうございました。

次はギルド登録のお話になりそうです。

恐らくは説明ばかりになるかと・・・w

誤字報告、表現等おかしな点、作品の良し悪し、アドバイスなどコメントしていただけると嬉しいです。

面白い作品を作れるようになりたいです!(^^)!


次回の更新はいつになるかわかりません、すみません

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