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第5話

第五話投稿しました。

2か月も更新していなかったのですね……すみません。

ですが、今後も見ていただけると嬉しいです。

「みんなのステータスを見た限りじゃ、このパーティーはすごくバランスが取れてるな」

「そうみたいだね、偶然だったとはいえラッキーだね!」


 優太と石井さんが二人を連れてきてくれたおかげだな。それにしてもうちのクラスにこんなにいい人が居たなんて、気づかなかった……


「皆さん、パーティーは組まれたでしょうか? それでは勇者様とパーティーの代表者様は今から、これから必要になるであろう金銭を支給しますので取りに来てください。勇者様はもちろん特別待遇ですのでパーティーの分とは別にも貰っていただきます」


 まぁ、そりゃぁ、そうだろうな。

 てか、パーティーの代表に誰がなるんだ?


「私は準くんがいいと思うんだけど、みんなもいいかな?」


 石井さんがそう問うと皆が頷いた。なんで俺なんだろうか? 取り敢えず取りに行こうかな。


「じゃぁ、いってくる」


 ん? なんか手招きされてるな? 何だろうか?


「どうされましたか?」

「レインボーマジシャン様にも特別に金銭を用意しましたので、お受け取りください。一応は勇者様がとりわけ特別だと強調するためにあとでお渡しすることになりました」


 あの場で言ったら友樹になぜか睨まれるかもしないからな、相手の目的が何だろうとお金がもらえる上に争いごとを回避できたのだから不満な点はない。


「いえ、ありがとうございます。助かりました」

「はい、これから頑張ってくださいね」


 そして俺はパーティーの活動資金と俺個人のお金をそれぞれ布の袋で受け取り皆の所へ戻った。


「あのさ、俺が全属性持ってたから俺も個人でもらったけど、必要じゃないから活動資金にしようと思うんだけど……」

「ダメ!!」

「どうして?」

「だって準くん、弱いじゃん! 装備をいいものにしないとすぐやられちゃうよ? 命がかかってるんだからできるだけ危険性を下げないと!」


 ごもっともです……


「では今から最後の説明を始めたいと思います。これが終わり次第皆様には自由に行動してもらうことになります。最後にお金について話します。硬貨には5種類あり、下から銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨となっており、銅貨10枚で大銅貨、大銅貨10枚で銀貨一枚と10枚ずつ上に繰り上がるようになっております。話は以上です」


 とても分かりやすくてありがたい。でも、銅貨一枚の価値が分からないとなぁ。店とかを見ればそのうちわかるか。


「質問はありますか?」

「……」

「ないみたいですね、それでは皆様、魔王を何卒よろしくお願い申し上げます! 街はあちらの方角に行けばあります。私たちが案内したいところなのですが、召喚した後の後始末がありますので申し訳ありません」

「おう! やってきてやんよ!」


 最後まで友樹は敬語を使わなかったな、色々と心配になる。

 まぁ、俺に実質的な被害はないからいいか。


 皆がこの場を離れ始めたから俺らも行こうかな。


「じゃぁ、そろそろ俺らも街へ向かおうか?」

「そうだね! じゃぁ、これからのことでも話しながら行こうか」



 街へと続く道を複数あるそれぞれのパーティーは各々のペースで進んでいる。もう歩き始めて大体30分ぐらい経ったのではないだろうか? 

 それにしても、


「こんなことになるなんてなー」

「そうだねー」

 

 優太が同意してくれた。きっと優太もこんなことになるとは思ってもみなかっただろう。

 異世界か、俺たちは元の世界に戻れるのだろうか……? というかゲームのような感覚でいたが死んだら終わり、やり直しはできない。現代日本のように街中すら安心できないかもしれないし、ゲームのような存在――モンスター、ドラゴン、魔王といったものが実在する世界だ、そんなところでただの学生である俺たちは生き残れるのだろうか?

 

 自問自答を繰り返す、そんな俺の不安な表情を見てか、石井さんが元気な声をあげた。


「でもでも、おもしろそうだよね!! 魔法だよ? 剣と魔法のファンタジーだよ? どんなことが私たちを待ってるんだろうねぇ! ね? 蒼ちゃん?」

「う、うんっ! 楽しみ!」


 女の子たちに心配させるなんて、ちょっと情けないな。

 元気出すか。


「魔法かぁ、うおぉぉぉぉ!! みなぎってき――」

「――おい、長谷川! しゃがめっ!!」


 へっ??


 即座に反応ししゃがんだ俺は頭上を通過する青いゼリー・・・状の生物を眺める。

 この丸っこくてなんだか愛嬌があるような気がする奴は、もしかして……

 もしかしなくてもスライムだ!!


「事前に話し合っておいた戦闘隊形を作れ!!」


 一番最初にスライムを察知することに成功した雄輔が指示を飛ばす。

 

 では、早速その解析機能とやらを試すかな。

 魔法を使うのと同じようにガントレットから魔力を放出した。




【ブルースライム】



Lv:2


HP:10

MP:2


攻撃:1

防御:2

敏捷:1

精神:1


スキル


・分裂

体を分裂させる

MP1消費


・合体

体を合体させる

MP1消費






 スキル? モンスターも持っているのか、俺持ってないのに……俺にもそのうち付くかな?

 まぁ、とりあえず俺でも勝てそうだ。


「ふつーに、スライムだ。とても弱い。だから俺が倒していい? 魔法使って戦ってみたいんだ」


 皆が頷いたのを確認し、魔法を使うべく集中する。

 んー、斬ったりするよりかは打撃かなぁ。いや、ここは敢えて……


 燃やす!!

 ガスバーナーの火をイメージ、ガントレットを付けている右手を突き出して、ガントレットを媒介にし、魔力を放出!!


 すると火炎放射器のように――実際には見たことはないから想像だが――炎を勢いよく放出し始めたが特異な点がある。それは炎が青い・・のだ。想像がそのまま表現されてしまった。


 その結果スライムは溶けてしまった。

 なんか、いい匂いなのですが……



「これは……オーバーキルか?」

「倒すと形状を維持できなくなって例外なくこうなるのかもしんないよ?」

「まぁ、そうだね。でも、もうちょっと威力押さえても勝てたかもしれないね」


 あ、そうだMPの残量を確認しなきゃ。






【長谷川 準】


称号:

加護:?????


Lv:2


HP:15

MP:4/15


PT:10→0

攻撃:5→7

防御:5→7

敏捷:5→8

精神:5→8







 レベルアップしていたのでポイントを割り振っておく。

 それにしても結構伸びたなぁ、きっと友樹とか石井さんとか優太がレベルアップするとめちゃくちゃ強くなるんだろうなぁ。本当の意味で一騎当千も可能かもしれない。

 というかもともとMPは10だったから6消費したのか。鑑定で1消費したとしてバーナーは5か。消費が大きいから要研究だな。




お読みいただきありがとうございました。

次回もお願いします。

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