第4話
どうも! 活動報告でも言いました(書きました)がTwitter始めました!
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ではお読みください!
勇者といったらそれに連想して魔王を思い浮かべてしまうのだがその認識で間違いないだろうか?
というか一番最初に話しておくべき情報ではないのか? それとも判断材料を提供したということだろうか?
まぁ、特にそういう意図はないかもしれないが。
「召喚した理由は魔王の手下が我が国で暴れて被害が大きくなってきたので魔王を討伐をしてほしかったからです。魔王とは魔族と呼ばれる魔法が秀でた人型の知性ある生物の代表です、見た目はほぼ人間です」
ふむふむ、つまり魔王というのはとても強力で歯が立たないので、能力が高い異世界人――俺らが代わりにやってこい、そういうことか。
しかも魔法が秀でた人型の知性ある生物ってただの魔法が上手なだけの人じゃねぇか。
「どうやって人と見分けるんですか?」
疑問に思ったので聞いてみる。
「肌の色が私たちより黒いんですよ」
ただの人種差別の可能性があるな、でも俺達を召喚しないといけなくなるほどの状況になっていた可能性もあるな。
調べる必要性がありそうだ。
ここまで黙っていた友樹が口を開いた。
「そいつらを俺たちが倒せばいいんだよな、わかった、やってやるよ」
君は魔族を悪だと断定するわけね? これだけ現代社会で問題となり取り上げられてきたのに。まぁ、今はこういうしかないだろうけど、こいつの場合何も考えずに鵜呑みにしてるかもしれないからなぁ……
それにしても勇者装備はかっこいいな、おい。
白を基調として黒で縁取りされている。勇者らしい格好だ。
それに比べて俺はガントレットだけ、あっちは本物っぽいけど、こっちはコスプレみたいだな。
「みんなもそれでいいか? 魔王というからにはきっと危険な存在に違いないだろう」
魔王という名詞だけで危険と判断するのはどうかと思うんだがなぁ。
これもゲームによる弊害かな。
しかも友樹が聞いたら誰もNOとは言えねぇだろうが。
「おう、いいぜ。俺らは友樹についていくぞ」
「うん、友樹くんがそういうなら」
ほとんど皆ノリ気なんだね……
「ねぇ、準くん。準くんはどうするの?」
どうしようか。これでやらないっていったら石井さんは逆にどうするのだろうか。
折角の異世界だ。たっぷり堪能してから、自分が正しいと思ったようにやるか。
「俺は色々とみてからどうするか決めるかな。それに楽しそうだし」
「やっぱり、魔法?」
「おう、オリジナル魔法とか燃えるだろ?」
「うん、面白そうだね」
魔王が本当はいいやつで、俺らが何らかの陰謀に巻き込まれているのであれば、またそのときに考えればいいしな。
「優太はどうする?」
「んー、俺はね、いいと思うよ。魔王を倒せばこの世界が平和になるというのであれば」
流石優太だな、ローブが言ったことを信じ切っていない。魔王が悪でない可能性をしっかり考慮している。
「だそうですよ、僕たち全員魔王討伐に協力したいと思います」
「なに長谷川が仕切ってんだよ」
誰が言っても同じだろ。
まぁ、黙るか。
「というわけで俺らで魔王倒してやるよ」
あ、言い直すんだね。
「おぉ、ありがとうございます。勇者様方のやる気が頼もしいです」
「さて、俺らは何をしたらいいのかな?」
「勇者様方にはパーティーを組んでレベルを上げてもらいたいと思います。幸いこの近くにはレベルを上げるのに適した迷宮がありますので、そこまで難しくないと思われます」
ほぅ、迷宮か。やっぱあるのか。
「パーティーの人数は何人ほどですか?」
「最高で五人です。パーティーを組んで敵を倒すと、どういう仕組みかわかりませんが全員に経験値が入るという利点がありますが、一人一人に入る量が少なくなります。これを利用すると働くことなくレベルアップできますのが、実力が伴わなくなるので推奨しません。まぁ、倒した人が一番経験値を得ることが出来るのですが」
時々あるよな、所謂寄生だな。
「それではパーティーを組む人を決めてください」
召喚された人――クラスメイトは35人だから余りが出ることもないな。
まさかとは思うが5人パーティーが6組、4人グループが1組、俺孤立。そんなことはないよな?
と思っていたら石井さんが誰かを連れ、こっちに小走り気味に向かってきた。
「準く~ん、パーティーくもぉ~、準くんと普通に話せる人もつれてきたよ~」
助かったぁぁぁぁ、石井さんが天使過ぎる!
ん? でも俺が普通に話せる人ってまず石井さんだろ、そして優太だろ、優太ではなさそうだし誰だ?
「えっとぉ、あ、あのぉ、ど、どうも?」
この子は確か……確か中野 蒼さんだったかな?
「どうも? 初めましてかな? 中野さんだったよね?」
「はっ、はいっ!」
顔が赤いぞ? 人見知りだったのかな? その割には元気がいい子だなぁ。
そして優太も誰かを連れてきてくれたようだ。
「準、連れてきたよ。話したことあるかな? こいつは――」
「――村田 雄輔だ、よろしくな!」
「おう、よろしく!」
爽やかだが、体が大きいのと口調のせいか、熱いわ。なんか疲れそう。
クラスメイトとは今まであまりかかわってこなかったが常識的人間もいたんだな。
取り敢えずパーティー作りは安泰のようだ。
「雪ちゃんパーティー組もう?」
そんなふうに友樹が来るまでは考えていた時期が俺にもありました。
「やだ! 私は準くんと組むの!」
「おい、長谷川。これはどういうことだ? 」
友樹の奴が恨みがましい目で睨みつけてくる。
一体全体何回俺を睨めば気が済むんだ、俺も飽きたぞ?
無言のまま少しの時間が過ぎる。
すると、
「あっ、友樹くんいたっ! 探したんだよ? パーティー組もぉ~?」
友樹のことを好きな連中が友樹を連れ去った。
ふぅ、難を逃れたな。
「改めて自己紹介でもするか? パーティーを組むにあたってステータスや適性とかを共有しといた方がいいんじゃないかと思ってな。いいか?」
「私はいいよ」
「俺もいいと思うよ」
二人が了承したからあとの二人ものってくれるはずだ、多分。
「賛成!」
「俺は構わねぇぞ。戦術や役割分担するときとかに便利だろうしな」
脳筋っぽいけど、こいつ一応は考える頭持ってんのな。
「皆の了承も取れたし、俺から始める。俺の名前は知っているかもしれないけど長谷川 準。ステータスはこんな感じでちょっと強い一般人程度だけど特殊装備を持っている。特殊装備の効果は魔法の増幅効果と鑑定らしい。魔法の適性はすべて持っている、これからよろしく!」
ステータスを皆が見やすいようにしながら簡単に紹介する。
あまりにもステータスが低いからってやめるとか言い出さないよな?
「ステータスはあれだが、鑑定ってのは便利そうだな。頼りにさせてもらうぜレインボーマジシャン様?」
こいつ聞いてやがったな……覚えてろよ……。
ニヤニヤしている雄輔に苛立ちを覚えながら次を促す。
「名前は石井 雪。適性は光でステータスは精神とMPに偏ってるから支援を担当したいな」
石井さんのステータスと適性は知ってるからいいや。ってことで次の人って行きたいところだが、ほかの三人は知らないだろうから待っとかないとね。
「石井さんの自己紹介終わったかな? 終わったなら、誰か…… 」
「私が! えっと、名前は中野 蒼です。適性は火と水と風で、ステータスはこんな感じ!!」
【中野 蒼】
称号:巻き込まれし者
加護:神
Lv:1
HP:45
MP:110
攻撃:15
防御:14
敏捷:34
精神:36
スキル
・攻撃魔法強化(大) 0/10000
完璧に後衛だわ、結構バランスのとれたパーティーなんじゃないかこれ?正直、あの熱い男いらないかもしれない。それにしても中野さん緊張してるのかな……?
「次は俺がしようかな。俺は鈴木 優太、適性は水と土。ステータスは敏捷以外低くないから重装備で固めて敵の攻撃を受ける係になると思う」
優太のステータスと適性も知っている、あとは雄輔次第だ。あの男が前衛であればいいんだがな。
「最後は俺だなっ! 俺の名は知っての通り、村田 雄輔だ。適性は火と風。ステータスは、まぁ、こんなもんだな」
火と風か、適性は前衛だ。問題はステータス、攻撃と敏捷が高ければいいが……
【村田 雄輔】
称号:巻き込まれし者
加護:神
Lv:1
HP:75
MP:15
攻撃:38
防御:31
敏捷:30
精神:12
スキル
・強力
・剛力
・金剛力 0/10000
攻撃重視な前衛だぁぁぁぁ!! とても前衛だぁぁぁ!!
これで勝つる!!
お読みいただきありがとうございました。
人物の容姿とか主人公との関係などが分かりづらいと思いますので近日、載せたいと思います。
誤字報告やアドバイスがありましたら、出来ればでいいので報告お願いします!
すると私はとても喜び失神します(白目)




