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第3話

前までの話の気に入らない部分とかはところどころ編集しています。

よかったらご覧ください。

 友樹に睨まれている。

 それが表わすことは、長谷川のくせになまいきだ、ということだろう。お前は魔王か何かか? と問いたい。

 そういえば友樹は勇者だった。ならば俺が魔王かな?

 でも、レインボーマジシャンって正直ダサいと思う。


「準くん、すごい! 私は光だったよ……いいなぁ、攻撃できる属性は~」

「でもなー、MP少ないしあまり役に立ちそうにないな」


 石井さんは光か、イメージ通りだ。きっといいヒーラーになってくれることだろう。優太はイメージ的には水と風だな、聞いてみるか。


「優太、属性何だった? あ、できればステータスも参考までに見せてくれ」

「いいよ、属性は水と土だった。というか全属性かよ、羨ましい……」


 水はあってた、土もまぁ、わかる。魔法の適性って案外イメージ通りかもしれない。ん? 俺は?

 ステータスを受け取る。まぁ、こいつもどうせチートだろう。





【鈴木 優太】


称号:巻き込まれし者

加護:神


Lv:1


HP:100

MP:25


攻撃:21

防御:37

敏捷:19

精神:30



スキル


・防御 

・石壁    

・鉄壁 1/10000  




 優太は攻撃というよりは防御だよな。重装備で盾を構えてタンクしろっていう神からの天啓だろ、これは。攻撃力もあるから、かなり強いはずだ。守りながら魔法を発動、敵が接近戦を仕掛けてきたら斬り伏せる。そしてこの防御力だ、HPも多いしダメージはあまり気にせず皆を護れる。

 頼もしいな。

 しかもスキルは名前的に護れそうなものばかりだしね。鉄壁は二つのスキルの上位版だろう、二つのスキルは熟練度がついてないし。


 皆はまだ自身のステータスを友達に見せたりして喋っていたが、ローブ男が前に出て話し出したので静かになった。


「御自身の適性は確認されたでしょうか? では魔法の使い方について説明させていただきます。発動の方法はとても簡単、想像するだけです。大規模なものになると想像しやすいように文章を考え、それを唱えながら発動します。小規模なものはすぐにでもできます。例えば」


 そういってローブは人差指を天に向かって突き出す。どこかのピンクの方がよくされる、ト○ース! のポーズを取る。

 

 おっ、火が出た。


 魔法は想像とかでいける自由な感じなのか。創作物でよくある詠唱も不要、と。それと、戦争で威力などを統一、複雑な魔法を発動したりする時は呪文――魔力が流れる言葉の組み合わせ――を作って詠唱することもあるそうだが、基本はそんなことはないそうだ。 


 火を出すのは指先から可燃性のガスを出してそれに火をつけるイメージでいけるかな? 

 体の中心部から指先にかけて何かが流れ、指先に小さな火が出来た。だけど青い火になってしまった。

 ガスのイメージをするときにガスバーナーのように助燃性を持つ気体を混ぜる想像したのが原因だな。一度火を消してもう一回やってみるか。消し方は……そうだな……この何かよくわかんないものを吸い込む感じでいいんじゃね? 消えたな、なら今度は普通に燃やすイメージ、っと。うまくいったようだ。

 すると俺たちを見守っていたローブが話しかけてきた。


「流石は虹の魔術師様、この短時間でそれほど上達なさるとは」

「本をよく読むので想像力には自信があるのですよ」

 

 今まで本を読んでてよかったと思う。

 周りはまだまだ時間がかかりそうだな、いろいろ試してみるか。

 まずは、土が生み出せるなら石もいけるだろ。うん、出来た。これに火を纏わせれるかな? うまくいった。

 つまり同時に二つ以上の属性が使え混ぜれるってことだな。


「もう複合魔法を成功されたのですか!? いやぁ、それ相当難しいんですよ? 自分の場合習得には2年の歳月を費やしましたからね」

「へぇ~そうなんですね。結構簡単にできましたけど」

「もう常識では測れませんね……」


 相当な高等技術らしい、複合魔法。

 そのうち全属性を混ぜた魔法を考えたいな。

 でも、光は敵には使えないから意味ないな、アンデッドとかいるなら有効かもしれないけど。

 それに火と水って混ぜれないよなぁ……

 

 ん? 待てよ? これって物質を構成してから攻撃する必要あるのか? 魔力弾とかできねぇのかな。魔力を体からひねり出すイメージでやってみた。

 そこには光る、先ほどとは違う完全・・に虹色の玉があった。触ることはできない、だが確実にそこに存在している。これが魔力というものなのか。

 でもこれって、ダメージあるの? 概念的存在とか霊体のやつとかいたら通じるかもしれないけど、そんな相手と敵対することは遠慮したい。


「おぉ!! きれいな虹色です、ね、、? え? あれ? それどうやったんですか?」

 「魔力? らしきものを直接出しました」

「なるほど、これが虹の魔法使いの語源なのですね」


 虹色、つまり何の属性にも変化できるってことだろう。


「あ、そういえばMP大丈夫ですか? 結構使ってらっしゃると思うのですが。MPが0になると少しの間、気を失ってしまいますので気を付けてください」


 確認してなかった、割と危ないんだな。

 んー、残り1だった。


「言ってくれて助かりました、残り1しかなかったです」


「それはよかったです。MPは時間がたつと回復しますので。寝ると回復がより速くなるらしいですよ」


 ほぉ~それはいいことを聞いた。



「では次の話に移りたいと思います。皆さんに発動体について説明してきますね」


 そういってローブの男はまた前に出た。


「魔法を使うときに発動体に魔力を通して発動すると効果が大きくなります。発動体には増幅効果があるので魔法を行使するものにとって必需品と言っても過言ではないでしょう」


 友樹の所に偉そうな奴が何かを持っていったな? 結構大きさがあって金属光沢が見えたし、勇者専用の装備とかがあるのかもしれない。何といっても勇者だからな。

 ローブはこっちに来た。どうしたのだろうか?


「虹の魔法使い様はこれをお使いください。これは虹のガントレットと呼ばれるもので、これを使えばなんと、生物や物体を鑑定できます。全属性の魔力を使わないと鑑定が使えないので全属性持ち以外には手に余る代物です。そのため今までは使い手がいませんでした」


 ほぅ、それはかなりの優れものだな。というよりはチート臭い。


「原理はどうなっているんですか?」


「ガントレットから魔力を放出し跳ね返ってきた情報とガントレットに記録されている情報を照らし合わせ、合致した情報を使用者の頭に送る、という仕組みらしいです。詳しくは自分は専門ではないので知りません」


 実はこれ相当な最先端技術ではないのだろうか? まぁ、便利だから遠慮なくもらっておこう。差し出されたガントレットを見ると全然虹色ではなかった。銀色だ、なんかゲームとかでありそう。でもなんか甲の部分についてんな。


「これはなんですか?」


丸い水晶みたいなのを指さしながら聞いてみる。この色は緑色といえばいいのだろうか?


「あぁ、それはさっき言った発動体です。これ実はあまり大きい声では言えませんが勇者の物よりも高品質です。全属性を万遍なく増幅させることができるんですよね、これ。普通は一つか二つの属性を1.5倍程度にできたらいい方なのですが、これは全属性を3倍程度に増幅させます」


 俺の自力は一般人の2倍だから、それの3倍、つまりは6倍か。鑑定に、3倍、俺もチート化してきたのではないだろうか。あ、でもMP少ないんだった…… 


「ありがたく使わせていただきます。頑張ってこれから精進したいと思います」


「はい、これを使えるのは今のところ一人しかいないのですから、ぜひご活用してください」


 とこんな話をしていたらローブが話し始めた。


「では、本題に入らせていただきます。さて勇者様方、我が国を救っていただけないでしょうか?」


 ここまで色々してもらって断るのは難しいと思うんだが、ってか本題を覚えていたやつ何人いるよ? 俺忘れてたぞ。それより勇者を召喚しなければならない事態って何が起きたんだ?

 召喚されて結構冷静でいたつもりだったんだが、少し混乱していたようだ。時間が経ってやっと気が付いた。





お読みいただきありがとうございました。

誤字脱字などがありましたら、コメント等で教えていただければ幸いです。

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