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自称神様対策本部  作者: 悠
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00.神様登場&奇人変人本部初出勤。

エリュシオンライトノベルコンテストに参加してみます。

応援よろしくお願いします!!

西暦5013年11月21日。


突如現れた『自称』神様は世界を滅ぼすことを宣言した。


次々襲いかかる魔の手。


死病、伝染病の流行。

活火山の噴火。

地震。

津波。


人は科学の力、自分の底力で対抗していく。


これは、そんな科学者のうちの一人の話。





* ♢ ⁂ * ♢ ⁂ * ♢ ⁂ * ♢ ⁂ *





何から話すべきか。


まず、私について話そうか。


私の名前は四方寄町よもぎまち 柚香ゆずか

今年の10月21日で20歳になる19歳だ。

ちなみに海外で留学し大学卒業資格を手に入れているのでハイスペックの社会人である。

髪の色は天宮国では珍しい銀髪、目の色はどこにでもある紫。


そんな私は誕生日一週間前の今日、10月14日。

地球滅亡阻止研究会ちきゅうめつぼうそしけんきゅうかい、別名、自称神様対策本部じしょうかみさまたいさくほんぶへ異動を命じられた。


居心地が良かった国家第3研究会(薬品関係)から泣く泣く異動し、今日から新たな部署で働く。


あぁ、なんてはた迷惑な生き物なんだ。自称神様。


まあ、それは置いといて。


「今日からお世話になります。四方寄町 柚香です。」


ドアをノックせずに開けて一礼する。


無礼?


こうでもしなきゃ研究者は人のことをみやしません。私も人のこと言えないけど。


「おー、よろしくー。」


こちらを見ずに何かを熱心に作っている金。


「あぁ、今日から入る子?がんばって。」


謎の声援を送る緑。


「…………。」


無言でこちらを見つめるピンク。


「おい、仕事やれ。」


そんなピンクをはたいて自分も仕事を始める黒。


「ねえねえ、君何歳?」


甘い声で話しかけてくる青。


「ねえねえ、もう一回お名前言って。」


その青と一緒に絡んでくる赤。


ああ、素晴らしく濃い。濃すぎるだろ、この研究室。


おい、国の上層部。否、世界各国の長よ。


何考えてるの!?


金こと天宮あまみや さく

天宮国の第3王子であり、優秀な研究者。20歳。

天宮王家特有の金髪と金の瞳。


緑こと安来やすぎ れん

天宮 朔の幼馴染であり、四季家の一つ夏の安来の次男。20歳。

緑の髪と深緑の瞳。


ピンクことジアーフェ・アザ・センカーナ。

センカーナ国の第1王女であり、留学者。22歳。

桃色の髪とオレンジの瞳。


黒ことクロノ・ダストラーダ・アヴェ・リジェス・トーメルナ・イザラ。

ダストラーダ国の第6王子であり、留学者。25歳。

黒い髪と紫の瞳。


青こと水光すいこう 晴秋はるあき

水光国の王太子であり、留学者。19歳。

青い髪と青い瞳。


赤こと紅蓮ぐれん 茉菜まな

紅蓮国の第4王女であり、留学者。19歳。

赤い髪と緋色の瞳。


超有名人だらけだ。


世界各国から集められた有名な留学者&自国の優秀者。


有名の意味。

それは、奇人変人、バカと天才は紙一重、バカに塗る薬はバカが開発、などなど様々な言葉に当てはまる果てしない変人として有名である。

つまるところ、彼らは問題児である。


だからこそ、私も送り込まれたのだろう。

なぜなら、私は自他ともに認める一般常識人だから。


あぁ、なんてめんどくさい役回りが来たのか……第3研究会に戻りたいよー。

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