表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/3

【第3話:害虫駆除の断罪と、永遠の刻印】

いよいよ最終回!

智也を傷つけるゴミ掃除(害虫駆除)の時間です。

Sランクの「理不尽なまでの圧倒的無双」と、最高の「ざまぁ」をお届けします。

ラストは、智也とシオンの「甘くて重い」日常の着地点。

読後の「続き読みたい!」という熱い想いは、ぜひPVアクセスという形でぶつけてくださいね!


ーー翌朝

「……よし、シオン。俺学校あるから、……悪いけど、大人しく留守番しててくれよ」

智也は、XLサイズのTシャツを着てクッションに丸まるシオンに、そう言い残して家を出た。

昨日、首元に刻まれた「マーキング」の甘い(そして重い)余韻を感じながら、学校へと向かう。

「……フン、不思議そうな顔をするな。……我ら獣のことわりでは、魂の『美しさ』は隠せぬのだ。……貴様のその、澱みのない純粋な眼差し……。バルバラガンドの王ですら持たぬ『高潔な魂』に、私の本能が――**『つがい』**であると屈服した。ただ、それだけのことだッ!」

昨夜、胸の谷間に顔を押し付けられながら、真っ赤な顔で開き直ったシオンの言葉。

(……あんな強くて綺麗な猫に、本能で『番』なんて認められちゃって……。……俺、本当に大丈夫なのかな?)

呆れつつも、その本音は、これ以上ない幸福感に満たされていた。

ーー通学路途中の公園

「あれは佐藤達、、、」トモヤは方向転換するも

「おい、トモヤ。……また逃げるのか? お前のその、這いつくばる姿……いつ見ても最高に傑作だよな」

いじめっ子のリーダー格・佐藤が、智也の鞄を地面に放り投げ、泥だらけの靴で踏みにじった。

背後で取り巻きたちが、スマホでその様子を録画しながらゲラゲラと下卑た笑い声を上げる。

「やめろ……。返せよ、佐藤……!」

「ああん? 気持ち悪いんだよ、お前。……これ、破いて公園の池に捨ててやろうか?」

佐藤がニヤニヤしながら、智也の宝物である『猫写真集』を破ろうとした、その瞬間。

「…………その手を、放せ。……下等生物」

冷徹な、しかし鼓膜を震わせるような威圧感。

智也の背後から、だぼだぼのXLサイズTシャツを羽織ったシオンが、音もなく現れた。その瞳は、獲物を屠る「獣」の冷徹さに満ちていた。

「……なんだよお前。……おい、お姉さん。こんな奴放っておいて、俺たちと――」

佐藤が下品な手つきでシオンの肩に触れようとした。

「……私の『つがい』を汚し、その上、私をその濁った眼差しで見たか。……貴様らのその薄汚い思考、……断片バラバラにしてやろうか?」

シオンの猫耳が鋭く逆立ち、その瞳が**「Sランクの魔眼」**へと変貌する。

彼女は、ただ指先を佐藤の胸元に向けた。

ドォォォォン!!

「ぎゃああああああああッ!?」

佐藤の体は、大砲で撃たれたように宙を舞い、背後の金網を突き破ってゴミ集積所まで吹き飛んだ。

「……ひ、ひいいいっ! 助けてくれぇ!!」

泣き叫び、失禁して逃げ出すいじめっ子たち。近くで笑っていた「極悪な兄貴分」の金属バットも、シオンは**「小指一本」**で飴細工のように捻じ曲げ、絶望のどん底に叩き落とした。

「……ひ、ひいいい……ごめんなさいいいい!!」

逃げ延びた者たちは、物陰に隠れて震えていた。

壁に埋まった佐藤を、取り巻きたちが涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら助け出す。

「……ひ、ひいいい……。……何なんだよ、あの女……。……化け物かよ……ッ!!」

佐藤は、腰を抜かしたまま、智也の胸で幸せそうに喉を鳴らすシオンの背中を、絶望と恐怖のどん底で見つめていた。

(……山本……智也……。……あんな『化け物』に、本能で愛されてるなんて……)

その瞬間、佐藤の「いじめっ子」としてのプライドは、シオンの「Sランクの暴力」によって、跡形もなく粉砕されたのだった。

ーー夜、智也の部屋

「……トモヤ。……不快な虫は消した。……だが、まだ足りない」

戦いを終えたシオンは、部屋に戻るなり智也を押し倒した。

その頬は、戦いの興奮か、それとも別の感情か、林檎のように赤い。

「……し、シオン……?」

「……黙れ。……私は獣だ。……一度『番』と決めた獲物は、死ぬまで離さん。……たとえ貴様が拒もうとも、私の魂が貴様を求めているのだッ!」

シオンは真っ赤な顔で開き直ると、智也の首筋に深く、深く顔を埋めた。

嫉妬と独占欲。そして、本能に裏打ちされた絶対的な愛。

「……っ……。……ぐる……にゃ……っ」

喉を鳴らしながら、彼女は智也の胸に顔を押し付ける。

智也は、その重みと温もりに、自分がもう二度とこの「最強の猫」から逃げられないことを悟った。

「……トモヤ……。……愛しているなどとは言わん。……だが、貴様が死ぬ時は、私の隣だ。……覚悟しておけ」

智也は、首元で幸せそうに喉を鳴らす「最強の守護神」を見つめた。

(……全く、とんでもない猫を拾っちゃったな……。……これじゃ、一生警察沙汰と隣り合わせだ)

呆れたようにため息をつく。

(……でも、まぁ……。……こんなに愛してくれるなら、それも悪くないか。)

呆れつつも、その本音は、これ以上ない幸福感に満たされていた。

窓の外では月が輝き、四畳半の部屋には、幸せそうな「ゴロゴロ」という音が響き続けていた。


――【完】――


最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

シオンの圧倒的ザマァと、呆れつつも幸せな智也……。

二人の物語は、ここからが本当の「始まり」です。

【第2部:王族ザマァの異世界帰還編】プロット進行中!

王族たちが「シオンを返せ!」と智也に剣を向けた瞬間、シオンが国ごと黙らせる展開を見たくありませんか?

面白いと思ってくださった方は、ぜひ「ブックマーク」や「評価(星)」で応援してください!

皆さんのPVが、シオンを異世界無双へと導きます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ