3話
30人の兵が集められ織田信長、森可成、そして馬の後ろに乗せられた俺、どう見ても場違いな俺を見て可成は言った
「この坊主は何です?」
「コイツはマサだ、焼き打ちに合った村の最後の1人でコイツが仇を打ちたいて言うから連れて来た」
「殿、正気ですかこんな子供を連れて行く何て」
可成の非難の目が信長に憐れみの目が此方に突き刺さる
「コイツは死を覚悟して此処に居る憐れみなどかけるな無粋だぞ」
「そうか、すまなかった坊主」
「いえ、大丈夫です」
それからしばらくの間沈黙が続いて村の近くまで来た
「俺が調べた限りでは村の近くの廃寺を野盗共が根城にしている夜襲を掛けて一気に殲滅するぞ」
「分かりました。兵の配置が終わったら見張り共に弓を射掛けます」
2人が作戦を立てて居る時に信長から脇差しが渡された
「お前は逃げようとする者をこれで殺せ」
「分かりました、、、」
「それでは行くぞ」
合図と共に見張りは弓で射られ戦いが始めた
「敵だぁ〜敵が来たぞ〜」
と騒ぎ出す野盗達は不意を突かれドンドン倒されて行くそんな中寺の脇から逃げ出そうとする影を見て俺は突っ込んで行った
「逃すかぁ〜〜」
逃げようとする男の足を切り付けて動きを止め胸を刺し殺したが、背後から別の野盗が切り掛かって来て居た
「ぼさっとするな坊主、敵はまだまだ居るぞ」
可成がそう言って助けてくれた
「はい!ありがとうございます!」
俺はどうにかもう1人殺して戦いは終息した
「オイ、マサ、コッチに来い」
信長に呼ばれて近づくと拘束された傷だらけの男が座っていた
「コイツが頭目だお前が仇を取ってやれ」
そう言われて俺は頭目の首に脇差しを落とし首を跳ねた
「お見事!」
可成の言葉を聞き終わったと安堵した時、人を殺した罪悪感と手に残った人を切る感覚に嘔吐し倒れた
目を覚ますと可成の屋敷に運ばれて来たらしいが肝心の可成は隣室で奥方に怒られて居た
「殿と旦那様は何を考えて居るのです!あんな幼い子を野盗狩りに連れて行った上に殺しまでさせて来る何て!」
「待ってくれ、あの子は村の生き残りで命を捨てる覚悟で一緒に行くと」
「うるさいです!そこは貴方達大人が何とかする場面でしょうが!」
目が覚めたって言える空気じゃ無い!このまま寝たふりをしてやり過ごすか?そんな事を考えて居ると侍女さんが
「旦那様、奥様、寝て居る方が居るのに大声を出すのはやめて下さい」
2人は静かになり部屋を出て行く音が聞こえた
「俺はこれからどうなるんだろう?」
そう呟きもう一眠りした




