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偽りの微笑みと、君を想う夜に  作者: Avelin


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3/17

バレてない……はず、だよな?

同居生活、2日目の朝。


昨夜“美女モード”を目撃した俺は、

動揺を隠しながら優と顔を合わせることに。


夢か、現実か。

女の気配に揺さぶられる俺の理性は……もう限界!?



翌朝。


「……おはよう」


キッチンに立つ相馬優は、いつも通りのクールフェイス。


カップにコーヒーを注いで、平然と口をつけている。


(……いや、待て。昨夜のあれは何だ?)


長い髪。

白い肌。

キャミソールからのぞく鎖骨。



ぜんぶ夢?

見間違い?

……いやいや、あれは現実だっただろ!?


俺はコップを握りしめたまま、必死に動揺を隠す。


「な、なあ優。昨日さ……なんか声、聞こえたんだけど」


「……夢でも見てたんじゃないか?」


即答。目も合わせない。

クールな横顔は“完全にいつもの優”だ。


(……マジで夢だったのか?)


……けど。

髪の先に、ほんのり甘い香り。

まるでシャンプーを変えた後みたいな。


(……いや、これ絶対なんかあるだろ!!)




「洗濯機、俺の分終わったから次使えよ」

「了解」


俺が洗濯物を取り出そうとした瞬間――


「……ん?」


タオルに混じって、場違いな布。

白地にレースがついた……明らかに女物。


「おい、これ……」


「触るな」


低い声で一蹴された。


「ちょっ……これ誰のだよ! 女を部屋に連れ込んでんのか!?」


「……黙ってろ」


(ちょ、ちょっと待て……これ、絶対そうだろ!?)



俺の頭の中で、昨夜の光景がフラッシュバックする。

美女モードの優……。


(……いやいや、考えすぎだ。考えすぎ……!)




昼。


掃除をしようと、優の部屋の前で立ち止まる。

ドアノブに手をかけた瞬間――


「勝手に入るな」


背後から冷たい声。

振り返れば、無表情でこちらを見ている優。


「びっ……くりした……!」


心臓が跳ね上がる。

俺の疑惑はさらに深まっていく一方だ。




夕方。


リビングで一息ついていたとき。

優がソファに腰を下ろし、ふと髪を耳にかけた。


その仕草が……あまりにも自然で、女性的で。


目が離せなくなった。


一瞬、優の横顔が“女”にしか見えなかった。


「……どうかしたか?」


「い、いや……なんでも」


心臓がまた爆発しそうになる。

俺は慌てて目を逸らした。




夜。


「……俺、気のせいだと思ってるけど」


思わずつぶやいた俺に、優がチラリと視線を向ける。


「そう思うなら、それでいい」


一瞬だけ。

唇の端が、かすかに笑った。


(……今の笑顔、女の顔だった……よな?)



――俺の疑惑は深まる一方で、理性はますます追い込まれていく。


ここまで読んでくださってありがとうございます。


勘違い、すれ違い。

そして優の仕草に、ますます深まる疑惑。


もし「続きが気になる」と思っていただけたら、

ぜひブックマークで応援していただけると、とても励みになります。


次回――もっと踏み込んだ生活の中で、

俺と優の距離が近づいていく……!?


どうぞお楽しみに。

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