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第81話

レオン達は王都ミストレアに戻ってきた。

王都に入るための手続きをしようとしたのだが

「ではギルドカードの掲示を」

「はい」

レオン達のギルドカードを見た女性は

「すみません、少しお時間いただけますか?」

「えっ、はい」


なにやら、魔法道具で連絡しているようだった。



「珍しいわね。」


「あたし達、何かした?」


「ドラゴン討伐?」


「あー、もしかしてそれ?」


「なんか面倒くさそうことになりそうな予感がするわ」



そうしていると馬車が到着し、馬車から1人の女の子が降りてきた。


「マリー先生、ティアお姉ちゃん、レオンお兄ちゃん」


「ミレーナちゃん?どうしてここに?」


「ごめんね。お城に来て欲しいんだ。」


「みなさん、手続きは終わりました。ギルドカードをお返ししますね。」


「はい」

ギルドカードを受け取る。


「じゃあ、馬車に乗って」


ミレーナに言われるがまま、馬車に乗り込み、お城まで連れて行かれたのだった。








お城へ到着した3人は煌びやかな部屋へと通された。


「ねぇ、ミレーナちゃん」


「あたし達これからどうなるの?」


「お祖父様がね、マリー先生達に褒美をあげるんだって」


「褒美?」


「そう」


そう言ってるとドアをノックされ、国王陛下と宰相が部屋に入ってきた。


「国王陛下!?」


レオン達は立ち上がろうとしたが


「そのまま座っておれ」


国王陛下に止められた。




国王陛下が座り、宰相がレオン達に話しかけた。


「急に呼び出してしまい、申し訳ありません」


「いえ、そんなことは」


「では手短にお話しましょう、陛下」


「お前達はクリムゾンドラゴン、エメラルドドラゴン、アースドラゴンの討伐、ならびに人身売買組織の壊滅と多大な功績を上げた。そこで爵位を与えようと思う。」


「身に余るほどの光栄なことなのですが私達に爵位は」


「その身の丈に合ってないと申しますか」


「あたし達にはやらなければならないことがありまして」


「申し訳ないのですが」


「辞退させていただきたいと」


3人は頭を下げながら答えた。



国王陛下が急に笑い出した。

「あはは、宰相よ、予想通りの反応だな。」


「えぇ、全くです。」


「えっ?」


「お前達が辞退すると最初からわかっておった。しかし国王として、言っておかねばならぬのでな」


「わかっておられたのですか?」


「もちろんじゃ、それで褒美としてお前達には屋敷を与えようと思う。」


3人は顔を見合わせる

「屋敷なら」

「ねぇ」

「うん」


「決まりじゃな。ではお前達待っておるぞ。では宰相、後は任せる」


「かしこまりました。」


国王が部屋から出て行った。


「あの待ってるって?」


「皆様にはこれから受賞式に出ていただきます。貴族様達もおいでです」


「あのあたし達、作法とかよくわからないんですけど」


「ご心配なく、こちらでお教えしますし、服もこちらで用意致しますので」


レオン達は着替えさせられ、作法を学んだ。









謁見の間の前までやってきた3人

「なんか緊張してきた」


「こんなこと人生で一度もないのが普通よね?」


「ねぇティア、右手と右足両方出して歩くんだっけ?」


「マリー、普通に歩けばいいから」


「よし行こうか」



扉が開き、レオン達は前に進む。

たくさん貴族達が並び、こちらを見ていた。

そしてレオン達は立ち止まり、片膝をついて、頭を下げた。





宰相が話し始める

「冒険者パーティ『自由の風』 レオン・アステール、ティア・スカーレット、マリー・イーグレットの3名は、クリムゾンドラゴン、エメラルドドラゴン、アースドラゴンを討伐し、ウェストラディア、イーストラディアの危機を救った。

そして、この王都で行われていた闇オークション会場にて、多くの貴族令嬢を救い、ベヒーモス2体の討伐、人身売買組織を壊滅させた。

この功績をたたえ、褒美を与えることとする。

では陛下、お願い致します。」



「レオン・アステール、ティア・スカーレット、マリー・イーグレット

街の危機を救う活躍見事であった。

よって、王都の屋敷を与えることとする。」



「「「ありがたく頂戴致します。」」」



「だが、この屋敷だけではお前達の功績には足らないな。何か欲しい物はあるか?」



3人は顔を見合わせるながら考える。

そうしているとウンディーネが話しかけてきた。


以前おっしゃっていた。アングラ坑道の許可証を頂いては?


ティアはそれだと思い、国王にお願いした。


「では陛下、アングラ坑道への立ち入り許可をいただきたいのですが」


「アングラ坑道の立ち入り許可か、いいだろう。ではこの者たちに屋敷とアングラ坑道への立ち入り許可を与えることとする」


「これにて終了と致します。」


無事に受賞式は終わった。



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