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第79話

その頃、ティアとマリーは報酬を受け取っていた。

「なんですか?この大量の金貨は?」

ティアとマリーは目の前に置かれた大量の金貨に困惑していた。


「エメラルドドラゴンとアースドラゴンという脅威から街を守ったんだ。もし被害が出ていたらと考えたらこれくらい安いものさ」


「いやでも」


「あと、ティアとマリーはAランクに昇格な」


「えっ、はい」


「あと素材なんだけどな。マルニクス商会が是非買い取りたいと言ってきてな。」


「マルニクス商会?アランさんですか?」


「知り合いか?」


「護衛任務で一度」


「知り合いなら、この件はあんたらに任せるよ」






















リーザとの話が終わり、ティア達が部屋から出てくるとレオンが待っていた。


「お待たせレオン」


「終わった?」


「えぇ」


「レオンにお客さんって誰だったの?」

マリーが聞いてくる。


「この街で貿易をしているリカルドさんって人」


「どうしてレオンに?」

レオンはティア達に説明した。


「ごめんなさい、そこまで気が回らなかったわ。」


「ごめん、レオン」


「仕方ないよ」


「それでレオンは何をお願いしたの?」


「もし船に乗ることになったら、その時は乗せて貰うことにしたんだ。」


「船旅か〜」


「そのうち、他の大陸へ行くことにはなりそうよね。」


「それでティア達はどうだったの?」


「討伐報酬で大量の金貨を貰ったわ。後、マルニクス商会がドラゴンを買い取りたいんだって」


「ティア、エメラルドドラゴンとアースドラゴンの買取額っていくらになるの?」


「そうね、贅沢しなければ数十年は暮らせるんじゃない?」


「あはは、そんなに?」

レオンが苦笑いをする。


「マリーはエメラルドドラゴンどうするの?私は全部買い取って貰う予定してるけど」


「あたしもそうしようかな」


ティアさん、ちょっといいですか?


「ウンディーネ?」


たしかクリムゾンドラゴンの鱗はレオンさんがお持ちとか言っておられましたよね?何枚持ってます?


「レオン、ウンディーネがクリムゾンドラゴンの鱗何枚持ってるか?って聞いてるんだけど」


「ん、ちょっと待って」

レオンはウエストポーチから鱗を取り出して数える


「3枚だね」


3枚だって


そうですか?では、エメラルドドラゴンとアースドラゴンの鱗を3枚ずつ取っておいて下さい。後で必要になるかもしれませんので


何かに使うの?


時代が変わってしまったので必要になるかどうかはわからないのですけど、もしその時が来たら理由を説明します。


わかったわ。


「マリー、ウンディーネがエメラルドドラゴンとアースドラゴンの鱗を3枚残しておいて欲しいんだって。あとクリムゾンドラゴンの鱗も」


「わかったけど、何かに使うの?」


「後で必要になるかもとは言われたけど、理由は説明してくれなかったわ」

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