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第77話

「ちょっとウンディーネ、なんなの?ねぇこの子達ほんとに人間?」

シルフは3人を指差しながら、ウンディーネに抗議していた。


「あたし達なんか酷い言われ方してるんだけど」


「いやいや、普通の人間はここまで強くないからね?

わかってる?君たち。」


「そんなに強い?あたし達?」


「そうですね、レオンさんはクリムゾンドラゴン、ティアさんはアースドラゴン、マリーさんはエメラルドドラゴンを」


「ちょっと待ってウンディーネ、まさかとは思うけど、単独で倒したとか言わないよね?」


「まさかのその通りです。」


「ねぇ、なんなの?これでも一応、元神なんだけど、君たち、想像の斜め上を行きすぎでしょ?」


「そんなこと言われても、ねぇ」


「君たち、世界征服でもするつもり?」


「私達がそんなことするわけないでしょ」


「そうだよ、レオンなんてお義姉さんが怖くて、ひっそり暮らそうなんていうくらいだよ。」


「もうどこからつっこめばいいかわからないよ。ウンディーネ、この子達と一緒にいて、よく冷静でいられるよね?」


「これも経験ですよ」


「はぁ、わかったよ。ティアって言ったっけ?ボクと契約しようか?やり方は知ってるよね?」


「えぇ」


「我が名はティア・スカーレット。風の大精霊 シルフと今ここに契約を交わす」


シルフは光になり、ティアの指輪へと吸い込まれた。


ティア、ボクを召喚してみて


「我が名はティア・スカーレット 契約の元、現れよ。シルフ」


シルフが召喚される。


「じゃあ、早速、風の精霊剣、試してみようか?」


「えぇ」


「風の大精霊 シルフよ、我が剣に」


じゃあ、あの木目掛けて思いっきり振ってみて


「せーの」

ティアが剣を振り下ろすと風の刃が発生し、木に当たった。そしてその場で小さな竜巻が発生して木を木っ端微塵に切り刻んだ。


「…………」


「ねぇ、シルフ?あれスラッシュウインドに似てるんだけど」


剣からシルフが出てきた。


「流石、魔法使い。一目見ただけでわかったか。まぁスラッシュウインドよりは劣るんだけどね。追加効果ってやつさ」

シルフが自慢気にマリーに話していたが




「使えないわね」




ティアの一言にシルフが噛みついた。



「ティア、今なんて言った?」





「使えないって言ったの?だってそうでしょ?直線上の相手にしか効果ないじゃない?しかも当たらないと意味ないし、それに切れ味だったらウンディーネの方が上よ?」


「なぁ、じゃあ、どんなだったら、使えるんだよ?」


「そうねー、例えば、風の刃を避けるような魔物でもそれを追尾するような効果を付けるとか?」


「わかった。ちょっと待ってなよ。」


「望み通りのやつにしたから、これで使えないなんて言わせない」


「じゃあ、あたしが魔法で標的作るから、ティア当ててみて」


「じゃあいくわよ」

ティアが剣を振り下ろす。


風の刃はマリーが作った標的に向かって飛んでいくが、標的はそれをかわす。

しかし風の刃は向きを変え、標的に向かって飛んでいく

マリーは標的を操作して避けまくっていた。


シルフが剣から出てきた

「どうだ?凄いだろ?」


「ええ、想像以上だわ。」


「使えないなんて言ったこと謝れ」


「ごめんなさい。言いすぎたわ」


「許してやるよ。なんせ元々は神だから、ボクには寛大な心が」


「シルフ避けて」


「何を?グハッ」

シルフに風の刃が当たり、地面に落ちた。



「シルフ大丈夫?」

ティアが心配している。


「ごめん、風の刃を避けるのに夢中になってて、シルフいるのに気付かなかった。」


「大丈夫、大丈夫、だってボク、風の大精霊だから」

起き上がり、そう言ったと思ったら、気を失って倒れた。



「ウンディーネ、大精霊も気を失うの?」


「滅多にないですけどね。とりあえず指輪に戻しましょうか?そのうち回復するでしょうし」


「戻って、ウンディーネ、シルフ」


なんだかんだあったがティアは無事、風の大精霊と契約することが出来た。

残りは土の大精霊と火の大精霊の2体となった。







「じゃあ、契約も出来たことだし、街へ戻ろうか?」


「そうね」


「よーし、帰りは飛んで帰ろうか?」


「マリー、それって?」


「フライ」


「じゃ行こっか?」


「ちょっとマリー、これどうやってバランス取るの?」

レオンは初めて空を飛んだので、体の動かし方やバランスの取り方がわからない。


「レオン出来ないの?ティアは出来てたのに?」


「そんなこと言ったって」


「仕方ないわね。」

ティアが手を差し出し

「もう仕方ないなぁ」

マリーも手を差し出す。


レオンは2人の手を取り、3人は空へと舞い上がった。

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