第76話
3人が進んで行くと崖になっている場所に出た。
ティアさん、ここです。私を召喚して下さい。
「我が名はティア・スカーレット 契約の元、現れよ。ウンディーネ」
ウンディーネが召喚される。
それに反応するかのようにレオン達の目の前に竜巻が発生する。
「何?」
竜巻が治るとそこには風の大精霊が宙に浮いていた。
「ウンディーネじゃん?久しぶり」
「お久しぶりです。」
「で、そこの人間達はなんなの?」
「ティアさん、マリーさん、レオンさんです。ティアさんは私の契約者です。」
「契約者?えっ?ちょっと意味わかんないけど?」
「そうですね。お話しましょう」
ウンディーネは風の大精霊に今までのことを話した。
「あいつ、生きてたの?」
「わかりません」
「まぁ、ウンディーネが力を貸すなら、ボクも貸してもいいんだけど」
風の大精霊が3人の前に飛んでくる。
「ボクは風の大精霊 シルフ。君たちに力を貸すのはいいけど、その前に力を見せてよ。あいつがまだ生きてるとするといろんな意味でヤバいからね。」
「わかりました。」
「素直でよろしい。じゃあ、始めよっか?」
「ロックバレット」
シルフの顔の横をマリーの魔法で生まれた岩が通り過ぎる。
「ちょっとタイム」
「へっ?」
「ウンディーネ、ちょっと来て」
「なんなの?あの子、あんな無詠唱魔法使う人間なんて、あの大戦時でも数える程度しかいなかったよね?それとも何、ボク達が眠っていた間に無詠唱魔法は当たり前になったの?」
「あー、マリーさん以外で使うのはレオンさんくらいですね。彼、アルカナ流剣術の継承者ですし」
「ってことは普通の人間は魔法陣使ったり、詠唱してるの?」
「えぇそうみたいですね。」
「そっか、良かったというか、さっきあぁ言ったけど、ボク戦う意味ある?どう考えてもレベルが違わない?」
「いえ、これも勉強ですよ。」
「ごめん、続き始めよっか」
レオン達は構え直す。
「行くよーウインドカッター」
「水の大精霊 ウンディーネよ、我が剣に」
ティアは連続して水の刃を繰り出し、ウインドカッターを相殺する
「ちょっと、ウンディーネ、精霊剣とか聞いてないんだけど!!」
「手の内を見せるバカはいませんよ」
「じゃあこれならストームブラスト」
「ファイヤーストーム」
マリーの魔法がそれを相殺する。
「なんなの?君たち」
「じゃあ見せてあげるよボクの本気」
『レイジングストーム』
激しい風がレオン達を襲う。
「これじゃ、何も出来ないよ」
「動けない。」
「ティア、マリー、オレが道を作るから、あとは任せたよ。」
「吹き飛ばせ!!『風神爆流破』」
レオンの剣から放たれた爆風が全ての風を巻き込み、遠くへ吹き飛ばした。
「はぁ!?ボクの風を全て吹き飛ばしたっていうの?」
「精霊剣奥義 聖凰水龍斬」
「ちょっ」
ティアの攻撃をギリギリでかわす
「エクスプロージョン」
「えっ?ウワァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーー」
3人はシルフに勝利したのだった。




