第71話
翌朝
「冒険者ギルド行ってみる?」
「そうね」
冒険者ギルドにやってきた3人は受付嬢に話しかけ、ガストバレーについて話を聞いていた。
「ガストバレーでは常に突風が吹き荒れていますので、ロープは必須アイテムですね。あと鳥系の魔物が多く棲息していますので、空から攻撃には注意して下さい。ガストバレーに行くのでしたら、ガストホークとガストイーグルの討伐依頼などありますよ。」
「ありがとう。助かったわ。」
「ティアどうする?」
「討伐依頼をこなしつつ、大精霊探しする方が、他の冒険者に見られても、誤魔化せるかしらね?」
「じゃあ依頼を」
その時、ギルドに1人の男性が駆け込んで来た。
「た、た、大変だ!」
「どうしたんだ?」
「ドラ、ドラゴンがこの街に!!」
「なんだって!?おい詳しく話せ」
ギルド内が慌ただしくなる。
「あんた達、静かにしな」
その声にギルド内は静まり返った。
赤い長い髪をポニーテールにし、メガネをかけている女性が階段から降りてきた。
「ギルマス」
「落ち着いて話しな。」
「沖の方でエメラルドドラゴンとアースドラゴンが争っているのを目撃したやつがいて。街の方に向かっているって連絡があって急いでここに来たんだ。」
「わかった。冒険者全員で迎え撃つ。急いで港に向かいな。」
冒険者達が慌ただしく港の方へ駆け出す。
ギルマスと呼ばれた女性がレオン達を見て話しかける。
「あんた達、カインの爺さんが言ってた『自由の風』か?」
「えぇ」
「悪いがこの街を救うためにドラゴン討伐に参加してくれるかい?」
「もちろん」
「それじゃ港に向かってくれ、ギルドを出て、真っ直ぐ行った先が港だから」
レオン達は港に向かって駆け出した。




