第70話
イーストラディア
王都ミストレアの東に位置している街
大きな港があり、貿易や漁業が盛んに行われている。
レオン達を乗せた馬車はイーストラディアに到着した。
「ねぇ、もう夜だし何か食べに行こうよ」
「あっちに飲食店があるみたい」
一番賑わっているお店にやってきたレオン達
「魚料理が豊富ね」
「これ美味しそう」
「お姉さん、注文お願いします。」
3人はそれぞれ注文し、料理を楽しんでいた。
そこに1人の女性がレオンに絡んで来た。
「おーい、そこの少年」
レオンが振り返ると、そこには20歳くらいの赤い髪をした美人な女性がいた。顔が赤く、かなり酒に酔っているようだった。
「オレのことですか?」
「ねぇ、あたしと飲まない?」
「すみません。連れがいますんで」
レオンはティアとマリーを見る。
「あー、やっぱり、あたしなんて誰も相手にしてくれないんだー」
いきなり声を上げて泣き出した。
「えっ、なにこの人?」
「彼氏には振られるし、親からは、早く結婚して、孫の顔見せろってうるさく言われるし」
「ちょっと、レオン」
「とりあえずそっとしておきましょう」
「ねぇ、こんな可哀想なあたしになんとも思わないわけ?」
レオンの肩を掴んできた。
「と言われましても」
レオンの左手薬指に指輪があることに気付く
そして後ろにいるティアとマリーの左手薬指にも指輪があることに気付いた女性
「うわぁぁぁぁぁぁぁ、どうして、どうして」
「レオン、もう放っておきましょう」
「うん」
3人はその女性を無視して宿に行き、眠りについた。




