第67話
ティアとレオンは旅の準備のため、買い物に来ていた。
「レオン、あと買い忘れた物は?」
「さっきの店で全部揃ったよ」
「それじゃ、お茶でもしていきましょうか?」
「そうだね」
そうして2人はカフェに入り、注文したカフェラテを飲んでいた。
「マリー、この3日でかなりの魔法覚えたって言ってたわ。」
「ミレーナちゃんに追い越されるって焦ってたみたいだったしね。」
「まぁマリーもミレーナちゃんに教えるの楽しんでるみたいだし、よかったんじゃないかしら?」
「そうだね」
2人が呑気にお茶をしながら、話していると声が聞こえてきた。
「なぁおい、お城の近くの練習場であのマリーと王立大学の講師が魔法勝負してるみたいだぜ」
「マジかよ。これは見に行かねーと」
「マリー様の魔法を生で拝めるの?」
「これは行かなきゃ」
そんな会話とたくさんの人がお城の方へ駆けていくのを目撃したティアとレオン
「ねぇティア、今、マリーって聞こえなかった?」
「えぇ」
2人の間に沈黙が流れる。
「マリーってミレーナちゃんに魔法教えに行ってるだけだよね?」
「早めに行って、お城で魔術書読んでるって言ってたわよ」
「もしかして別人かな?」
「そうね、たぶん」
2人がカップに口を付けようとしたら、お城の方で爆発が起こった。
「…………」
「…………」
2人は見つめ合い、そして笑顔を浮かべた。
「「マリーーーーー」」
2人は慌ててお城の方へと駆けて行ったのだった。




