第53話
夕方になり、3人はいつもの店に食べに来ていた。
「それで服は買えたの?」
「えぇ、私服を数着ね。」
「レオンもくれば良かったのに」
「僕、服はよくわからないから」
「じゃあ今後買いに行きましょう。」
「どんな服が似合うかな?」
なんか2人がやる気になってる
うん、数時間コース確定だな。これは
覚悟しとかないと
「レオンはどうしてたの?」
「マーケットの方に行ってました。」
「どんな感じ?」
「いろんな物が売ってましたね。」
「何か買ったの?」
「はい」
そうしてレオンはさっき買った指輪を取り出す。
「絆のリングっていうみたいです。その人への想いが強く、その人から自分への想いが強い程、自分の力に変わる効果があるそうですよ」
ティアには青い宝石が着いた指輪を、マリーには赤い宝石が着いた指輪を渡した。
自分には緑の宝石が着いた指輪を
「この指輪に付いている宝石が僕達の瞳の色で、指輪の説明聞いたら、僕達にピッタリだなと思って買っちゃいました。」
「…………………」
「…………………」
「あの2人共、気に入りませんでした?」
「凄く嬉しい」
「あたしも」
「よかったです。」
「じゃあ、レオン」
「その指輪を」
「「私達の指に嵌めて」」
あっ、これ選択間違えたら殺されるやつだ。
そうして、レオンは2人に指輪を嵌めた。
「じゃあ宿に戻りましょう。」
「宿に戻ったら、あたし達の買った服見せてあげるね。レオン」
「楽しみにしてて」
そう言いながら先を歩く2人の左手の薬指には指輪が輝いていた。
「選択間違えなくて良かった」
レオンはというと、2人によって左手の薬指に嵌められていた。




