第4話
「うーん、もう朝か」
レオンは目が覚め、隣のベットを見るとマリーはまだ眠っていた。
もう少し眠るかなと寝返りを打とうしたレオンだったが
「ん?手に何か柔らかい感触が」
レオンがシーツを捲るとそこには
「ティ、ティ、ティアさん!?」
ティアがレオンに抱きつき眠っていた。
「ん、んんー、おはよう、レオンくん。どうしたの?大きな声出して」
レオンの声でマリーが目を覚ました
「マっ、マリーさん、ティアさんが僕のベットに」
「ティアがどうしたって?」
レオンを抱き枕のようにして眠るティアを見たマリーは一気に目が覚めるのだった。
「ティア、何やってるの?早くレオンくんから離れなさい」
マリーがティアをレオンを離そうとするも、ティアはさらにレオンに抱きつき、ボソリと
「後10時間」
「そうかー、ティアはあたしに怒られたいみたいだね」
「レオンくん、ちょっと耳塞いでてもらっていい?」
「えっ、はい」
レオンはマリーの言うように耳を塞ぐ
「早く起きろ、このねぼすけがー」
マリーの声が響き渡った。
それから30分後
「おはよう、レオンくん。それで、マリーはどうして疲れてるの?」
「ほぉーん、一体、誰のせいだと思ってるのかな?」
「私のせいじゃないわよ。レオンくんの抱き心地が良いのが悪い」
「えっ、僕のせいですか?」
「なにレオンくんのせいにしてるの?人には一緒に寝るなって言っておいて、自分が寝てるし」
「それはその…」
「じゃあレオンくん、今日はあたしと寝ようか?」
「なんでそうなるんですか?」
「だってティア、レオンくん抱き枕にして気持ちよさそうに寝てたし」
「抱き枕ってなんですか?流石に一緒に寝るのはちょっと…」
「ダーメ」
「僕に拒否権は?」
「ありませーん」
「もしかして僕、男として見られてない気がしてきた」
3人は軽い朝食を済ませ、ギルドマスターに会いに冒険者ギルドへ向かうのだった




