第34話
レオンとティアが宿に着いてから、30分が経過した。
「流石にマリーの帰り遅くないですか?」
「確かにそうね」
「探しに行きましょう、ティア」
「えぇ」
2人は宿から飛び出す。
「とりあえずさっき行ったお店まで戻りましょう」
「そうですね」
「でもこの道、ほぼ一直線だから迷うということはないと思うのよ。」
「マリーの身に何かあったんでしょうか?」
「その可能性は高そうだけど」
何かを考えるティア
「ティア?」
「私の考えすぎかもね。早く行きましょう。」
お店に到着したティアとレオン
お店にマリーが来たかをティアが確認してる間に、レオンはお店の周囲を探していた。
「ティア、どうでした?」
「確かに忘れ物を取りに来たそうよ」
「じゃあマリーはどこに?」
「もしかするとどこかで入れ違いになってるかもしれないから、とりあえず宿に戻りましょう」
レオンとティアは周囲を確認しつつ、宿に向かって歩き出した。
レオンは道に落ちていた何かに気付いた。
「あの、コレって」
「マリーの魔法道具ね」
「確か道に迷わないように目印にする道具でしたっけ?」
「えぇ、そうよ」
「マリーが落とした?」
「それはないでしょうね。マリーは日頃使う道具は大事にするタイプだし」
「じゃあ、マリーがわざと落とした?」
レオンとティアは周囲を注意深く確認する
「レオン見て、あっちに続いてるわ」
「これってマリーに何かあって、僕達に気付いてもらえるように魔法道具を落としたってことでしょうか?」
「おそらくね。行きましょう、レオン」
「はい」




