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第29話

ガーラムの森を抜けた一行は何事もなく、王都ミストレアへ到着したのだった。


「凄い」

レオンは王都の広さに圧倒されていた。


「レオン殿、王都に入るには手続きが必要なので我々と一緒に」


アルフレッド達と一緒に冒険者用の受付に並ぶレオン達

ちなみにアランは商人用の受付に並んでいる。



「それではギルドカードの提示をお願いします。」


「はい」

3人はギルドカードを渡した。


「パーティ『自由の風』ということはあなた方がドラゴンを討伐したのですね。王都でも話題になっていますよ。」

「レオン、ティア、あたし達もう有名人じゃん。」

「なんか恥ずかしいわね。」


受付を済ました一行

「レオン殿、ギルドに依頼完了の報告に行くのだが一緒に来てもらえるだろうか?」

「わかりました」


受付を済ましたアランがこちらへやってくる

「ティアさん、後でマルニクス商会に来て下さい。王都の商業地区にありますので」


「わかりました。」


「みなさん、この度は護衛の依頼を受けていただきありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。それでは私はこれで」


アランと別れ、一行は王都にあるギルド本部までやってきた。


ギルド本部に入り

アルフレッド達『紅蓮の絆』は依頼完了の報告をしに行った。



レオン達はいうと

「流石、王都だよね。ウェストラディアにあるギルドの5倍くらい広いよ。」

「数え切れない程の依頼があるわね」

「冒険者がたくさんいますね」

王都のギルドに広さに驚いていた。



いかにもモブといった冒険者がレオン達に絡んできた。

「ん?なんだ新入りか?」


「かわいい女の子引っ掛けて、何様だよ?」


「こんな男よりオレ達のパーティにこねぇか?」


「そんな男よりオレ達の方が強いぜ」


黙って聞いていた2人だったが

「マリー、やっていいかしら?」

「ティア、いいんじゃない?」

流石にキレたようだ


「待って2人とも」

レオンが止めに入る



そうしていると

「お前たち静かにせんか」

ギルド内に大きな声が響き渡る。

その一言で静まり返る。


レオン達の前に優しそうな見た目の老人が歩いてくる。

「お前さん方が『自由の風』じゃな?」


「はい、そうです。」


「ヴァルフレアから聞いておる。茶でも飲みながら、話そうか?」


「わかりました。」

3人は老人に連れられ応接室に入っていくのだった。




3人が応接室に消えしまった後のギルドの広間は騒がしくなった。


「おい、今『自由の風』って言ったか?」


「クリムゾンドラゴンを一撃で倒したっていう」


「でもよ、そんなに強そうには見えなかったぞ」


「どうせワイバーンを倒したのがいつのまにかドラゴンを倒したって尾鰭がついたんだろ?」


「真実だ」

そこに依頼完了の報告を終えたアルフレッドが話す。


「あんた、『紅蓮の絆』のアルフレッド」


「間違いなく、レオン殿はクリムゾンドラゴンを一撃で倒した。いや、消し去ったと言う方が正しいな。」


「いくらなんでも、一撃なんてありえないだろ?だいたいSランク冒険者ですら、ドラゴン相手は苦戦するんだぜ。」


「今、確認してもらっているジャイアントフォレストベアを倒したのは自由の風のリーダー ティア殿だ。それも一撃でな。」


「おい、マジかよ」

「じゃあもし、手を出していたら」

「………」


受付嬢がこちらに歩いてくる

「アルフレッドさん、討伐したベアなんですが」


「なにかあったか?」


「鑑定したところ、ジャイアントフォレストベアではなく、その上位種のジャイアントフォレストキングベアだったんです。」


「……なんだって!?」


「上位種となると調査隊を派遣しなければなりませんので、詳しい場所を教えていただけますでしょうか?」


「わかった。」


アルフレッドはパーティメンバーに話しかける。

「すまない。時間がかかりそうだから、レオン殿が戻られたら、明日の朝、ギルド本部に来るように伝えてもらえるか?」

「了解したっす、リーダー」


そうして受付嬢に連れられ、アルフレッドは調査専門会議室へと入っていった。



ギルド本部の広間ではさらに騒がしくなっていた。

「おい、聞いたか!?」

「ジャイアントフォレストキングベアを一撃で!?」

「おいおいSランクの災害級の魔物だろ?」

「なぁ、レオンって男はクリムゾンドラゴン、そのパーティリーダーはジャイアントフォレストキングベア、じゃあもう1人は何を?」

「やめてくれ、考えるだけでも恐ろしい」


『自由の翼』の噂はあっという間に王都中に広がるのだった。



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