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第27話

朝食を食べ終えたレオン達『自由の風』はウェストラディアの東門に向かった。

「おはようございます。アルフレッドさん」


「おはよう。レオン殿、ティア殿、マリー殿」


「ドラゴン討伐の時は時間がなかったため、自己紹介が出来ていなかったな。改めて『紅蓮の絆』のメンバーを紹介しよう」

「拳闘士のロキ」

「魔法使いのマーラ」

「治癒師のリーサ」

「弓使いのメルサ」

「槍使いのソーン」

「私を含め6人パーティだ」


「『自由の風』のリーダー ティアです」

「魔法使いのマリーです」

「剣士のレオンです」



「あの〜出発前に皆さんにあらかじめ伝えておきたいことがあるんですけど」


「なにかな?マリー殿」


「え〜とですね、虫の魔物相手だと虫嫌いのティアは完全に戦力外で、非常にご迷惑をおかけすることになるんですけど、それでも構わないでしょうか?」


「………………………………」

紅蓮の絆のメンバーは沈黙後、急に笑い出した


「クリムゾンドラゴンに単身突っ込んでいく度胸があるのにか?」

「ドラゴン相手でも怯まず戦っておいて?」

「虫に弱いとか」

「虫くらいで」

「人間誰しも弱点くらいあるものだな。」


「こら、いい加減笑うのをやめないか!すまない、ティア殿」

アルフレッドはティアに頭を下げる


「いやいいです。本当のことなので」


「大丈夫、ティアの分まで僕とマリーが戦うから。」


「ありがとうレオン」


「なーに、俺たちにかかれば虫なんて雑魚同然」


「のんびりしていたらいいよ」


「皆さんありがとうございます。」


「あと今回は護衛任務も兼ねているのでそのつもりで。依頼主はもうすぐ来ると思うのだが」

アルフレッドがそう言うとこちらに向かってくる馬車が見えた。


「来たようだ」


「おはようございます。私、マルニクス商会のアラン・マルニクスと申します。王都までの護衛任務お願いいたします」


「こちらこそよろしくお願いします」


「では出発しましょう」



ウェストラディアから出発から2日

一行は何事のなく、ガーラムの森の入口に到着した。


ティアの顔色が悪くなっていく。

「ティア大丈夫?」


「なんなら馬車に乗ってても構わないぞ」

紅蓮の絆のメンバーが心配してくる


「いえ出来る限りは頑張りたいと思います。ダメだと思ったら、馬車に乗りますので」


「ティア、僕が隣にいるから」


「うん」


「こらソコ、どさくさに紛れてイチャイチャしないの」


「別にイチャイチャなんかしてない」


「大丈夫そうだな、よし、周囲の警戒を怠らないよう注意して進むぞ」


森の中を進む一行

「虫出てこないね。」

「出てこなくていい」


レオンは何かに気付いた

「なにかこちらに向かって来ます。」


「全員、臨戦態勢、周りに注意しろよ」


森から狼が飛び出して来た。

「アレはフォレストウルフっすね」


「任せて、ウインドカッター」

マリーが風魔法でフォレストウルフを倒した。


アルフレッドはフォレストウルフを見つめ、何かを考えていた。

「アルフレッドさんどうしたんです?」

レオンがアルフレッドに問いかける。


「本来、フォレストウルフは森深くを縄張りにしている魔物で街道には出てくることはほとんどないんだ」


「たまたまっすよリーダー」


「だといいんだが」


「王都に着いたらギルドに報告しとましょ?」


「そうだな」


その後は魔物が襲ってくることはなく、森の中間地点まで歩みを進めた。

「もう少しで森の中間地点だ。そこで野営しよう。」


一行は野営の準備を進めた。


先程、仕留めたフォレストウルフを解体して、料理を作り始める女性陣

「これを使うと臭みが消えるの」

「なるほど、この薬草にそんな効果が」

「マリーちゃん、包丁使わずによく魔法でそんな綺麗に切れるわね?」

「包丁だと指切ること多くて、こっちの方があたしに向いてるんですよ。」

「うん、美味い」

「1人料理してないけど、気にしないでね。」

「彼女が料理するとダークマターになるから」

「「……………」」


「みなさーん、料理が出来ましたよ。」

「待ちかねたぜ」

「腹減ったー」


各々、料理を食べ始める。

「このフォレストウルフのお肉美味しいね」

「このスープも美味しいですよ」

「あのスパイスってこういう使い方も出来るのね」


「マリーさん、ちょっとよろしいでしょうか?」

マルニクス商会のアランが話しかけてきた。


「なんでしょう?アランさん」


「フォレストウルフの毛皮を売っていただきたいのですが」


「構いませんよ。」


「ありがとうございます。では、この金額でどうでしょう?」


「では、それで」


「ありがとうございます。」

アランは毛皮を手に入れ、ホクホク顔で馬車に戻って行った。


「臨時報酬ゲット、よし王都に着いたら、お菓子を買お〜と」


食事を終えた一行は今夜の見張りについて話していた。

「レオン殿達は休んでてくれ」


「いいんですか?」


「ティア殿には辛いだろうからな。それに明日には森を抜ける。明日見張りをしてくれたらいい」


「ありがとうございます」


「じゃあ先に休みます。何かあったら起こして下さい」


レオン達『自由の風』は眠りについた。


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