第24話
3人は冒険者ギルドにギルドカードを受け取りに来た
「こちらがBランクのギルドカードになります」
「ありがとうございます。」
「これで私達もBランク冒険者の仲間入りだね」
「そうね」
僕達を見ながら、話す女性冒険者の声が聞こえてきた。
「ねぇねぇあれ、自由の風じゃない?」
「ホントだ。ティアさん美人だよね」
「いやいやマリーさんの方が可愛いじゃん」
「でも、やっぱりレオンくんが犬みたいで可愛いよね」
「わかる〜」
「……………………」
「レオン、気にしたらダメよ」
「ほら、私達はレオンのカッコいいところ知ってるから」
2人の目がどこか泳いでいた。
「ティア、マリー、僕のこと犬みたいだなと思ったことは?」
「「………………………………」」
「どうせ、僕なんて犬みたいですよ」
「ほら」
ティアがレオンを抱き締める
「私はいつも優しいあなたに惚れたんだから自信持ちなさい」
「そうだよ。自信持ちなって」
マリーはレオンの頭を撫ぜる
「やっぱり犬みたいで可愛いよね。レオンくん」
この光景を見ていた女性冒険者の発言でレオンはトドメを刺された。
「どうせ僕は犬なんだー」
どこかに走り去ったレオンを追いかけるティアとマリーの姿は飼い犬を追いかける飼い主の姿そのものであった。




