シベリウス 交響曲第5番(43種類)
2024年7月のメイン鑑賞曲
カラヤン/フィルハーモニア(52, EMI)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:☆ 24/07/24再鑑賞
→中学2年のときに購入
→長らく、そもそも聴いた記憶すらなかったのだが、
今回の鑑賞で瞬く間にこの演奏内容を思い出した
→ただやはりこれだけの評価をしていなかったことを考慮すると、
再生環境が印象に与える影響は大きいと言わざるを得ないか
→それにしても凄まじいエネルギーというか、カロリーの高い演奏なので、
体調が良いときにしか聴けないですね、これは...
サージェント/BBC交響楽団(58, Guild)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:◎ 24/12/29初鑑賞
カラヤン/フィルハーモニア(60, EMI)
☆☆☆☆ ☆☆☆ 総計:7.0 録音:◎ 24/07/20初鑑賞
バーンスタイン/ニューヨークフィル(61, SONY:2015)
☆☆☆☆★ ☆☆☆★ 総計:8.0 録音:☆ 24/09/29初鑑賞
カラヤン/ベルリンフィル(65, DG)
☆☆☆☆★ ☆☆☆★ 総計:8.0 録音:☆ 24/07/24初鑑賞
バルビローリ/ハレ管弦楽団(66, ワーナー)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:☆ 24/07/24初鑑賞
→デリカシーがないの一言で済ますことも容易だが、
それ以上に魅力的な演奏・録音。
思わず「SACDじゃないよな?」と確認すらしてしまったほど。
マゼール/ウィーンフィル(66, DECCA)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:◎ 24/07/19初鑑賞
K.ザンデルリンク/ベルリン交響楽団(71, ブリリアント)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:☆ 24/09/29初鑑賞
チェリビダッケ/スウェーデン放送交響楽団(71, DG)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:◎ 24/07/31初鑑賞
ベルグルンド/ボーンマス交響楽団(73, EMI)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 総計:10. 録音:☆ 24/07/22初鑑賞
→購入して10年以上も未鑑賞だったのだが、
果たして一度でも聴いていたら今の評価はどうだったのか
→それはさておき第3楽章は聴き終わった直後にリピートしてしまった。
ベルグルンドとボーンマス響の妙技がいぶし銀のように感じられる。
→録音も(EMIなのに)非常に良い。こうでなくては!
ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(73, メロディア)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:◎ 24/12/28初鑑賞
→いやー、爆演。この点数は完全に好みなので悪しからず。
オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(75, RCA:全集盤も所持)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:◎ 24/07/22初鑑賞
→冒頭を聴いただけでは音の古さに意識が向いてしまうところだが、
そこから旋律に意志を乗せるところでグッとくる
→これは低評価なんて付けられないな...文句なしの名盤
アブラヴァネル/ユタ交響楽団(77, Musical CONCEPTS)
☆☆☆★ ☆☆☆ 総計:6.5 録音:◎ 24/12/29初鑑賞
アシュケナージ/フィルハーモニア(80, DECCA)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:☆ 24/12/29初鑑賞
ラトル/フィルハーモニア(81, EMI)
☆☆☆★ ☆☆☆ 総計:6.5 録音:◯ 24/07/26初鑑賞
渡邉暁雄/日本フィルハーモニー交響楽団(81, DENON)
☆☆☆☆ ☆☆☆ 総計:7.0 録音:◎ 24/12/29初鑑賞
ギブソン/ロイヤルスコティッシュ(82, シャンドス)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:☆ 24/07/22初鑑賞
→こちらの冒頭は「チャラいなー」と思わせつつ、
徐々に音楽が目覚めていく。決して蔑ろにできるものではない。
→というかシャンドス特有(と私が勝手に言っているだけ)の音響が、
今回はギブソンの切れ込みに伸びやかさを与えている。
これがめちゃくちゃ気持ち良い。
N.ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(82, BIS)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆★ 総計:9.5 録音:☆ 24/07/25初鑑賞
ベルグルンド/ヘルシンキフィル(86, EMI)
☆☆☆☆ ☆☆☆ 総計:7.0 録音:◯ 24/07/26初鑑賞
サラステ/フィンランド放送交響楽団(87, RCA:2020)
☆☆☆☆★ ☆☆☆★ 総計:8.0 録音:◎ 24/09/29初鑑賞
バーンスタイン/ウィーンフィル(87, DG)
☆☆☆☆★ ☆☆☆★ 総計:8.0 録音:◎ 24/07/20初鑑賞
ラトル/バーミンガム市交響楽団(87, EMI)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:◎ 24/07/25初鑑賞
チェリビダッケ/ミュンヘンフィル(88, ワーナー)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆★ 総計:9.5 録音:☆ 24/07/31初鑑賞
→何だかパチモノというか、海賊盤みたいなジャケ写だが、
音質はしっかりしている。解像度も高い。当たり前と言えば当たり前だが...
→71年盤との比較で言うと、さすがに弦楽器の透明度と上質さで、
こちらの方が印象的に良くなってしまう。
アナログ録音とデジタル録音の差も顕著に出ている。
ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団(89, DECCA)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:◎ 24/07/31再鑑賞
マゼール/ピッツバーグ交響楽団(90, SONY)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:◎ 24/07/31初鑑賞
リーパー/スロヴァキアフィル(90, NAXOS)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:◎ 24/07/24初鑑賞
→非常に好印象ではあるものの、やはりオケの非力さは否めないか
レヴィ/アトランタ交響楽団(90, テラーク)
☆☆☆☆★ ☆☆☆★ 総計:8.0 録音:◎ 24/12/31初鑑賞
デイヴィス/ロンドン交響楽団(92, RCA:2013)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 総計:10. 録音:☆ 24/09/29初鑑賞
→これもまた録音の暴力であり、素晴らしい
→今までデイヴィスは中学生時代の第2番(76年盤)の影響で
線の細い貧弱な指揮者だとサンプル数1のくせに生意気に思っていた
のだが、第7番(94年盤)ともどもその印象を大きく覆させられた
ヴァンスカ/ラハティ交響楽団(95, BIS:1915年版)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:◎ 24/07/31再鑑賞
ベルグルンド/ヨーロッパ室内管弦楽団(96, フィンランディア)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:☆ 24/07/31初鑑賞
ヴァンスカ/ラハティ交響楽団(97, BIS)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆★ 総計:9.5 録音:◎ 24/07/31再鑑賞
N.ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(2002, DG)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆★ 総計:9.5 録音:☆ 24/07/19初鑑賞
セーゲルスタム/ヘルシンキフィル(2003, ONDINE)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:◎ 24/12/31初鑑賞
ベルグルンド/ロンドンフィル(2003, LPO)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:☆ 24/12/31初鑑賞
ヴォルメル/アデレード交響楽団(2007, ABC)
☆☆☆★ ☆☆★ 総計:6.0 録音:? 24/07/19初鑑賞
インキネン/ニュージーランド交響楽団(2008, NAXOS)
☆☆☆☆★ ☆☆☆★ 総計:8.0 録音:☆ 24/12/29初鑑賞
サラステ/ロンドンフィル(2008, LPO)
☆☆☆☆ ☆☆☆☆ 総計:8.0 録音:◎ 24/12/28初鑑賞
ヴァンスカ/ミネソタ管弦楽団(2011, BIS:SACD)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆ 総計:8.5 録音:◎ 24/07/22初鑑賞
→これをヴァンスカの「慣れ」と取るか「洗練」と取るか
→そういう疑問を思い浮かべてしまうあたり、
この楽団の実力が少し物足りなく感じてしまう
(エスプレッシーヴォではないとか書いたら鼻で笑われそう...)
インキネン/日本フィルハーモニー交響楽団(2013, NAXOS)
☆☆☆☆ ☆☆☆★ 総計:7.5 録音:◎ 24/09/29初鑑賞
ストゥールゴールズ/BBCフィル(2013, シャンドス)
☆☆☆★ ☆☆★ 総計:6.0 録音:◯ 24/12/31初鑑賞
カム/ラハティ交響楽団(2014, BIS)
☆☆☆☆ ☆☆★ 総計:6.5 録音:◎ 24/07/19初鑑賞
ロウヴァリ/エーテボリ交響楽団(2018, α)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:☆ 24/12/28初鑑賞
マケラ/オスロフィル(2021, DECCA)
☆☆☆☆★ ☆☆☆☆★ 総計:9.0 録音:☆ 24/08/01再鑑賞
→とりあえずシベ5は聴くものとして、ヴァンスカ盤を
取り出そうとしたらこちらが先に視界に入ったのでまあいいかと
→それにしても名曲だなぁ...と、ずっと聴いていなかったくせに思う
→とりあえず私の脳内には比較対象がないので9.0点で仮置き(24/07/04)
正直ふとした思いつきでマケラ盤を鑑賞して、ようやく
「ああ、こういう曲だったなぁ」と思い出したぐらいには
馴染みが薄かったのですが、
評価基準なるものは私の中ではすぐに確立されたので、
採点にはあまり悩まされなかったかな...という感じです。
それと私だけかもしれませんが、
ほのかに現代的な要素を感じ取れるのが好きです。
10年以上前の私はあまりその辺を気にも留めていなかったので、
成長というべきか変なこだわりを覚えてしまったというべきか...