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1-5 シャッターラット

「「シャッターラットだあああああああああああ!!!!?」」

『ギュチチチチチチィ!!!』


木々の間に突如として現れたのは三枚の大きな歯を器用に鳴らし立てる灰色の巨大なネズミ、立った状態で2m弱はあるであろう。


「聞きたいんだけどアレって人も食べるのぉぉ!?」

「はいぃぃ!!雑食性で人間も食べますぅぅ!!」

「二人とも大声をだしてどうしたん...シャッターラットじゃないか!?」


威嚇し終わったそれはこちらに向かって走り向かってくる。

直後剣を構え臨戦態勢になるボブ。

このままだとまずい!


「えぇいフラッシュ!からのファイアアロー!」

『ギュチチィ!』


目くらましに継ぎ炎の矢を飛ばすが一瞬怯んだだけで再びこちらへ向かってくるシャッターラット、炎はあまり効果はなさそうだ。


「じゃあこれなんてどう!ウォーターボール」


水の球がシャッターラットにぶつかるが足を止めるには至らない。

だがそれでいい。


「喰らえサンダーショック!」


声とともに微かな威力の雷撃が迸り、濡れたシャッターラットを感電させる。

体がしびれ足が止まったところをすかさずボブが剣で目刺しにする。

刺すだけでは致命には至らず暴れるシャッターラット、離さまいと剣にしがみつくボブ。


「いい加減倒れろぉぉ!」


ボブはグリングリンと剣を回し内部をかき回し10秒程度経った所でやっと倒れるシャッターラット。


『ギュイ...』

「はぁ、はぁ、皆無事だね。だけどまだ終わってないみたいだ」

「え」

『ギュチチチチイ!』

『ギュチチチチチチィ!』

『ギュイギュイ!』


遠くから鳴き声が響き渡る。


「シャッターラットは群れで動く、見つかっていない今のうちに街に逃げよう」


こうして一行は一度街へ帰ることにした。

そしてギルドへ。


「シャッターラットの群れですって?」


出発するときと同じく受付のお姉さんに報告するボブ。


「はい、ざっと見積もって3体以上は成体が」

「なるほど、先日の坑道爆破事件が絡んでそうね」

「爆破事件?」

「ええ、タニアグレド坑道で爆破事件が起きたのよ。洞窟に住むシャッターラット達が大規模な移動をしていてもおかしくないわ、まぁ今回の件は彼らに頼むことにしましょう。ねぇゴーカちゃん」

「はひっ!?」


ゴーカと呼ばれた女性は少し離れた席で居眠りをしていた。

が名前を呼ばれ飛び起きた。


「誰かさんが坑道を爆破してくれたおかげでシャッターラットの群れが近づいてきてるそうよ」

「は、はぁ」

「何寝ぼけてるの?貴方の所為よ貴女の所為」

「でもぉあれは致し方なかったというかぁ...」

「つべこべ言わずに討伐を引き受けなさい」

「は、はい。みんなーいくよー」

「めんどくせえな」

「金になるならなんでもいいぜ」

「理由なんざなんでもいいだろう、どうせ後先やらなきゃならんしな」


後から教えてもらった話ですが先ほどの柄の悪い人たちはCランク冒険者、バーナーキッドというパーティで名前とは真逆な氷属性を主に扱うのだそうです。

パーティリーダーのゴーカさんだけ名前に違わず炎魔法、その中でも爆破に関する魔法が得意だそうで他の方たちはいつも彼女の爆破魔法に振り回されているそうだこと。


そんなCランク冒険者達4人のパーティは日が暮れても、次の日になっても、その次の日になっても帰ってくることはありませんでした。

それから2日後のことです。

緊急クエストが発令されたのは。


緊急クエスト【灰の絨毯】









よければ広告下の評価もポチーして下さらぬだろうか?




 ★☆☆☆☆ 微妙

 ★★☆☆☆ うーん

 ★★★☆☆ 悪くはないかな

 ★★★★☆ 今後に期待

 ★★★★★ 気に入った

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