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傍観者は罪人ゆえ  作者: 灯色
第一章
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プロローグ

私は傍観者でいたかった。

ずっとそれを望んでいた。

巻き込まれたくなかった。

何もしたくなかった。


貴方が傍観者なのは許せなかった。

私は我儘だったから。

私が人間だったから。


私は鳥に憧れた。猫に憧れた。蝶に憧れた。

知能を捨てて、空を飛び、地を駆け抜け、

この世を見るだけでいたかった。

それは私の理想の私だった。


でもきっと、


私は傍観者にはなれないのだ。

ただ見ているだけなのに。

そんな簡単なことも出来ないから、


私は私を失った。

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