#2 過去(憂覇ber)
あたしは,今でも時々下界に居たときの嫌な思い出が蘇ってくる時がある…
早く,忘れてしまいたいのに,なぜか又思いだしてしまう。
まだ,中学に入って間もない頃だったかなー…
その時は,まだみんな緊張していたみたいで何もなかったんだけど,学校に慣れてくると,仲良しグループが決まってきた。
あたしも一応グループに入れたんだけど,
1人だけ仲間外れが居た。
その子はあたしの幼なじみの「黒呑夜由」。
学校では,本を読んでばっかだし,あんまり喋らないから友達といえば多分あたし位しかいなかったと思う。
ある日の事だった。
グループのリーダーって感じの「城貴和美(しろき かずみ)」とあたしがローカを歩いてると,前から夜由がきた。すれ違う際,和美と夜由がぶつかってしまい,和美のほうがこけてしまった。その時にケガをしてしまい、和美はこれをきっかけにいじめを始めた。
どんどんいじめはエスカレートしていき,耐えられなくなったあたしは,ある日とめに入ってしまった。
「もうやめようよ!私これ以上みてられない!」
「はぁ!?あんただって,今までいじめをしてきたんじゃないの??」
和美はかなりきれた口調でいった。
「そっそれわ…ただ仲間外れにされたくなかっただけで,私の意志でやった訳ではないの!!」
「あっそぉ!それじゃあ夜由はもう解放してあげる。ただし,今日からはあんたが…
ターゲットだから。」
(…はぁ?なんで?なんであたしがいじめられなきゃいけないの…??)
「はっ?意味分かんないんデスケド。」
「別に,意味なんて分かんなくてもいいよwwあ〜これから楽しみだな〜♪」
それからあたしはいじめられはじめた。
蹴られ,ぼこられ。助けてといっても,みんな見て見ぬふり…
それに耐えられなくなったあたしはついに
学校の屋上から飛び降りた。そのとき、あたしのクラスは体育で外だったからきっといじめてたやつもあたしがつぶれる瞬間を見ていたはず…
そんときのあいつら(いじめてた奴)の顔見たかったなぁ〜
まぁ,こんな事があったから今あたしはここに居るんだぁ〜。
まっ,死んでちょっと後悔もしたけど,今あたしが,藍音に出逢えたのわ,死んだおかげだしね!うれしいからまぁいや!!っておもえるんだよっ♪
藍音がいなかったらどうなってたんだろw
きっと,こんなに明るくはいれなかったんだろうね。
うぅ〜…最後難しいですねぇ〜…(o>n<o)