第三話
第三話です。お楽しみ下さい。
「ステータス」
俺はそう言って『ステータス』を開いてみた。
影峰 夜
18歳
職業 隠密Lv1
HP500
MP300
STR150
VIT100
DEX350
AGI500
INT120
MND100
LUK95
スキル
戦闘系
短剣術Lv3
暗器術Lv1
体術Lv2
魔法系
風魔法Lv1
水魔法Lv1
補助系
夜目Lv3
軽業Lv3
その他
交渉術Lv2
算術Lv4
レアスキル
鑑定Lv1
アイテムボックスLv1
ユニークスキル
隠密者
(これは…強いのか?『隠密』は名前は強そうだけど……)そんなことを考えていると、陽菜達が俺のステータスと聞いてきた。
「夜君、ステータスどうだった?」
陽菜日本そう聞かれたので俺は
「お前達はどうだったんだ?」
と聞いてみた。すると光星、武、陽菜、梓の順にステータスを見せてくれた。
「僕のステータスはこれだよ」
そう言って光星が見せてくれたステータスは一言で言うとチートだった。
如月 光星
18歳
職業 勇者Lv1
HP2500
MP2000
STR2000
VIT2500
DEX900
AGI1500
INT800
MND750
LUK87
スキル
戦闘系
剣術Lv5
盾術Lv5
体術Lv5
魔法系
火魔法Lv3
光魔法Lv5
補助系
指揮Lv2
威圧Lv2
その他
算術Lv4
レアスキル
鑑定Lv1
アイテムボックスLv1
ユニークスキル
聖剣術
「え…まじか……」
「次は俺だな!!」
金剛 武
18歳
職業 魔拳士Lv1
HP3000
MP500
STR3000
VIT1500
DEX700
AGI800
INT300
MND200
LUK83
スキル
戦闘系
拳術Lv5
格闘術Lv5
魔法系
火魔法Lv3
補助系
威圧Lv3
挑発Lv3
その他
算術Lv3
レアスキル
鑑定Lv1
アイテムボックスLv1
ユニークスキル
魔拳術
「あ、うん……」
「次は私だね!!」
綾瀬 陽菜
18歳
職業 聖女Lv1
HP1500
MP3000
STR700
VIT700
DEX1000
AGI800
INT1500
MND2500
スキル
戦闘系
杖術Lv5
魔法系
回復魔法Lv5
光魔法Lv3
補助系
精神異常耐性Lv1
その他
算術Lv4
レアスキル
鑑定Lv1
アイテムボックスLv1
ユニークスキル
聖女の祈り
「……うん分かってた」
「最後は私ね」
東雲 梓
18歳
職業 侍
HP2000
MP1000
STR1500
VIT600
DEX2500
AGI2000
INT750
MND600
スキル
戦闘系
刀術Lv5
体術Lv5
魔法系
風魔法Lv3
補助系
瞬足Lv2
軽業Lv2
威圧Lv2
その他
算術Lv4
レアスキル
鑑定Lv1
アイテムボックスLv1
ユニークスキル
居合
四人のステータスを見て、俺は気づいた。
(どうしよう……俺のステータス低すぎないか!?一番高いAGIで500しかない)
そんなことを考えていると、陽菜が心配そうな顔でこちらを覗き込んできた。
「どうしたの夜君?顔色悪いよ?」
「皆…これを見てくれ」
そう言って俺はステータスを見せた。
「これはっ」「いくらなんでも低すぎねぇか?」「よ、夜君…大丈夫だよね?」「夜……」
「大丈夫…とは言いきれない。少なからず、俺はあの王に目を付けられるだろう。無能と言われて追放されるかもしれない……」
(それに…もしかしたらあの王に処分されるかもしれない)
俺がそう言うと、四人は静かに頷いた。
「確かに有り得るかもね。あの王は怪しいからね……どうするんだい?」
光星がそう言った。
(やっぱり光星も気づいていたか)
「どうするも何も、流石に手の打ちようがない」
どうにか誤魔化す方法はないかと思考を張り巡らせていると、王が言った。
「勇者達よ、ここにステータスを映し出す水晶がある。ステータスを我々にも見せてくれ」
その言葉は、俺にとって死刑宣告に等しかった。
お楽しみ頂けましたか?これからも頑張っていくつもりなので、応援や感想等よろしくお願いします。




