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子竜、世界を見る  作者: 笛口秋雲
プロローグ
1/10

目覚め

 自分という存在を認識し始めたのは、いつだっただろうか。気が付けばそこにいた。

 身体は不明で、どこまでが自分なのか解らなかった。ただ、意識が芽生え、自分が形作られていくことがぼんやりと感じられた。

 自分は何なのか。ここはどこで、何が見えるのか。そんな疑問が自我の片隅に、ひっそりと佇んでいる。

 しかし、そんなことはどうでも良い。そんなものに気にとめることができないほどの暖かい安心感と、微睡みを誘う寒さに満たされていた。

 

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