#9 俺は、死んだ「ラストゲーム」
今回は、少し長めかな?
では、どうぞ!
紅魔館
「みんないるね」
今日は少し面白いことを起こそうと思っている
「呼び出して何の用なの」
とレミリアが不安げに言っている
「咲夜とレミリアについてなんだけど、どうするの?」
「何が?」
咲夜はきずいてるようだ
「キリングオブゲームのことだよ」
「キリングオブゲーム?」
「ゲームのことですよ」
みんな首を傾けている。そろそろ本題に行こうか
「参加者に、咲夜とレミリアが入ってることですよ」
「「えっ!」」
「まぁ、考えはあるんだけど」
「そうなの?話してくれる?」
レミリアが今まで一番丁寧にお願いしてる気がするのは置いておいて
「紫~いるか?」
スキマがでてきた
「何かよう?」
「参加者の最後2人が同時の場合ってどうなるの?」
「神の力が2つに分けられて均等に割り振られるわ。しかしその2人で
喧嘩なんてした日には、幻想郷が終わるわ」
紫が言い終わると
「あとは、人数的に魔理沙とあと2人ってことね」
やっと準備が折り返し地点に来た
「魔理沙が言っていたが、その一人は天子でもう死んでいるそうだ。ここからは
俺が調べたが、妖夢だったそうだ。しかし魔理沙が倒したそうだ」
「あとは、魔理沙だけってことね」
これで準備は整った。本当の参加者は、妖夢ではなく俺、これで
魔理沙が勝っても、レミリアたちが勝っても、俺の勝ちだ
「でも、焦るといいことないし魔理沙が相手だと少しレベルが足りない」
「そうね。少しレベル上げに専念するのもいいかもね」
「お願いがあるんだけど」
「いいわよ、何かしら」
やはり、俺はもう少し情報が欲しいがめぐが…
「めぐのレベル上げを手伝ってやってくれ」
「わかったわ、輝はどうするの?」
「もう少し情報が欲しい」
魔理沙の家
「来たよ~」
「今開けるぜ」
バタンとドアが開く
「よう!よく来たな」
「魔理沙の家って緊張感なくて好きだわ」
少しムッとして
「喧嘩売ってるのか」
「紅魔館は、大変だよ」
「そんなもんか」
冷蔵庫をあさりつつ
「うまそうなリンゴ発見!突撃~」
「ここ人の家だぞ」
「おいしっ」
「人の話を聞け~」
「そういえば、なんで来たんだ」
少し考えて
「特に何もないわ」
「面白い話とかはないのか」
「あっ」
「何かあるのか?」
少し貯めて
「特にないよ」
呆れた顔で
「なんなんだよ」
翌日
「今日もすることないんだよなぁー」
と、一人でつぶやく
「レベル上げをするか」
3時間後
「面白いことできるかも」
あたりを見渡して
「いい獲物を発見」
といい、そこら辺にいた何の変哲もないネズミを見つけた
10分後
「これは、結構使えそうだな」
さっきのネズミは、真っ二つに切れている
輝は、不気味な笑顔を浮かべている
魔理沙を倒す当日
「これで、魔理沙を倒したらお終いだな」
「そうね。早く終わらせましょう?」
パチュリーが魔法を展開している
「「行くわよ!」」
作戦は、パチュリーが魔法防御力アップのバフをみんなにかけ
近接戦に持ち込む。俺とめぐは、レミリアと咲夜にバフをかけることだ
「まずは、筋肉増量・筋肉活性化だ」
「わかった」
攻撃力アップをかけるときに、体が壊れないように筋肉を強くするのだ
「攻撃力アップな」
「うん!」
レミリアたちが、優勢のようだ。さすがに3人態勢でバフをかけ、
1VS2は楽勝だろうか?
「魔理沙も結構粘るね」
と、めぐに問いかけると
「粘らなくちゃ死んじゃうんだし当たり前じゃない?」
「筋肉増量・筋肉活性化のバフが消えそう、もう一回かけるぞ」
と、言ってめぐを見るともう、魔法を展開していた。成長を感じながら
俺も、展開した
一方、レミリアたちわ
「魔理沙、よく頑張るわね」
「当たり前だろ!ここで私は、勝つんだ」
「残念ですが、あきらめた方がいいかと?」
魔理沙が残念そうに
「みんなおかしくなったんだ。ここで、終わりにするんだ」
「それは、どうかしらね?これからは、吸血鬼の時代よ」
「「ザ・ワールド」」
咲夜の時止めが決まった。魔理沙は、もう無理だろう。無数のナイフが魔理沙に
飛び掛かる
「おっと、危ないな。ハハ」
「なぜ、避けられる」
「筋肉活発化を目にやった場合って知ってるか?」
と、笑みを浮かべている
「これは、術式が用意してないと、できないんだぜ」
「あなたが負けるのは、確定しているわ」
「「ザ・ワールド」」
魔理沙をナイフが囲んでいる。しかし、これを察した魔理沙が弾幕を展開している
ナイフと弾幕をぶつける作戦なんだろう。けれども、レミリアの弾幕も加わりもう逃げられないだろう
「グハッ」
と共に重たい音がした
「終わったわ。パチュリー生死を確認して頂戴」
「もう、死んでるわね」
「もう、お終いだな」
と、俺が言うと
「まだ、終わってないわ」
と、レミリアが言った。
「きずいていたんだ」
「あなたも、キリングオブゲームに参加していたなんてね」
レミリアが笑みを浮かべながら
「最後は、どうされたい?」
迷いは、ない
「めぐに首を絞めてもらいたい」
「できないよ。お兄ちゃん」
と、泣いている
「パチュリー、めぐに魔法を…」
と言うと、相手を操る魔法を展開した。
そして、俺は死んだ
ここまで読んでくれてありがとうございます。次回、最終回です(´・ω・`)
第2期も、あるのでお楽しみに!時間は、掛かるけどね