#4 弾幕ゲーム「観戦」
#4ですね。はい。
これは、#4です。初めてって方は#1~#3までを見ることを推奨します
小鳥がチュンチュンと鳴いている
「眠い~」
と俺が言うと
「お兄ちゃん!もう、朝ごはんの時間だよ」
「わかった。着替えたらすぐに行くよ」
と言うとめぐは部屋を出た
リビング
「今日は、フレンチトーストになっております。メープルシロップを
お好みの量かけてお召し上がりください」
「咲夜、適当にかけて」
とレミリアが言った
「わかりました」
いつの間にか見慣れた光景だ
練習場
ここでは、苦手な狙撃の練習をしている
「全然当たらない」
止まっていても、反動がすごくて当てられないのだ
「おにいちゃんは、もう少し足と腰に力を入れて」
と言われた。これも見慣れてしまっている
「力のかけ方がわからないんだって」
銃なんて当然使ったことがない。使い方はわかるが、実行できない
「そんなに難しくないのになぁー」
リビング
リビングでゴロゴロとしていると
レミリアが出かけるわよと言った
「わかった。すぐに準備する」
部屋に行き
「めぐー、レミリアが出かけるってよ」
「わかったー。準備するねー」
玄関
「準備終わったぞ」
「今日は、二人に見ていてもらうわ」
とレミリアが言った。珍しいと思いつつ
「なんでだ」
と聞いた
「レベルの高いバトルを見ていてもらうためよ」
「レミが戦うの?」
とめぐが言ってる。確かに、レミリアが直々にやると
言うほど強い敵なのだろうか?
「時間がないわ。行くわよ」
と俺の思考を遮るようにそういった
森
チルノが倒れている。誰かが倒したのだろうか?
「大丈夫なの?」
とめぐが言ってる。確かに血だらけで倒れている。
「妖精は、死んでも次の日に復活するぐらい丈夫よ」
それって、丈夫どころの話ではない気が
「誰か来たのか?」
「あなたも、ゲームに参加していたのね」
「「魔理沙」」
強い風が吹く
「まぁな」
じゃ、チルノも参加していたのだろう
「あなたには、犠牲になってもらうわ。チルノを倒してくれてありがと。
でも、もう役目はおしまいね」
「今は、朝だ。お前に負けるとでも」
魔理沙は、確か強い方だった気がする。今は朝。いくらレミリアでも、きついと思う
「そうね。きついわね。でも、ここで倒しておかないともっときつくなりそうだから」
とレミリアが言っている。挑発気味だ
そして、レミリアが言い終わった瞬間
「スペルカード発動 魔符「スターダストレヴァリエ」 」
とスペルを打ち込んできた
「お兄ちゃん」
と服をグイグイと引っ張ってくる
「なんだ?」
「いきなりスペルって打ち込むんだね」
「レミリアが太陽で弱ってる内に倒したいんだろ」
と適当に答えた。
「へー」
と納得しているようだ
「魔理沙。いくらなんでも、礼儀がなってないんじゃない?」
と言いつつ軽めの弾幕を展開している
「こんなもんだろ」
と魔理沙が答えた
「こんな弾幕を交わしながら話せるのか!」
軽めとはいえ、量がとてつもない
「すまん。魔力がチルノ戦で半分以上使ったからないわ」
と言って物凄いスピードで空を飛んだ
「お疲れ、レミリア」
と言ってるうちに、めぐが銃を構えている
「ファイヤ」
しかし、外したようだ
「無理よ。魔理沙の箒は結構スピード出るからね」
「あのバトルで何パーセントぐらい出した?」
「お互い30パーセントも出してないわね」
あのバトルで30か。無理だな、レミリアに任せよう。うんうん
「それじゃ、帰るわよ」
ここまで読んでくださりありがとうございます。次回もよろしくお願いします。