#3 ゲームセーブ「休憩」
第3話です。これからも、よろしくお願いいたします。
早苗とバトルして疲れたからって今日は、休むことになった。
すごく暇である
「輝、今日の夕ご飯は、何がいいですか?」
と言われたので振り返ると咲夜がいた
「なんでもいいですよ」
顔をしかめて
「それが一番困ります」
少し考えて
「今日俺が作っていい?」
「で、できるのですか?」
そこまで驚くかと思いつつ
「できますよ。勉強を捨てて、家事を練習しましたから」
「何を作るのですか?」
得意料理は、ハンバーグなのだが、前にお肉を食べたので
「焼きそばってどうでしょうか?」
「焼きそば?って何ですか?」
この世界は、不思議だ。ラーメンがあるのに焼きそばがないのか
「レシピ教えますよ」
「紅魔館のみんなの、嫌いな食べ物を教えていただけますか?」
「キノコと、かぼちゃですね」
調理室
「えーと、ラーメンの麺と、キャベツにソース、ニンジン、少しの豚肉と」
咲夜さんが何かをメモしている
数分後
「完成!」
「咲夜、運ぶの手伝ってくれる?」
「わ、わかりました」
リビング
「今日は、輝が作ったのよね」
とレミリアが聞いてきた
「うん。味には自信があるけど」
そういうとめぐが
「お兄ちゃんのご飯はおいしいよ」
「「いただきます」」
「パクッ」
と最初に咲夜が食べた
「おいしいです」
咲夜につづき、レミリア、パチュリー、美鈴
「おいしいわね」
「おいしいわ」
「おいしいですね。これ」
好評のようで安心した
地下
「フラン、ごはん持ってきたぞ」
「あっ、輝」
「今日は、俺が作ったんだ」
すごく嫌な顔をしながら
「まずそう」
結構好評だったんだぞ
「パクッ」
「普通においしいね」
「だろだろ~」
ニコニコしながら食べている
「そういえば、力の制御できてる?」
「うん。調子いいよ」
「よかった、よかった」
少しムスッとした顔で
「ゲーム始まった?」
「ゲームね、始まったよ」
「誰が最初に負けたの?」
俺は、自慢げに
「早苗だよ」
「どうしたの?」
「俺と、めぐで倒したんだよ。レミリアのサポートも入ったけど」
「すごいじゃん」
「でしょ、でしょ」
俺は、立ち上がって
「そろそろ行くわ」
「バイバイ」
「おうっ」
部屋
「6月12日・・今日は、料理を振舞った。自信作だった」
と、
「お兄ちゃん、それって日記?」
「ああ、情報を整理するためにな」
今は、12時だ。眠い
「眠いから、もう寝よ」
「おやすみ。お兄ちゃん」
ご視聴ありがとうございました!次回も、近いうちに公開します