一つだけ違う性格
水納さん初登場
「能力?」
私のキョトンとした顔と声に
私の同級生の島倉有栖はうんうんと頷く
「最近能力を持ってる人が多いみたいですよ!椎名ちゃんは無いんですか?」
「逆に有栖ちゃんはあるの?」
「はい!最近手にいれました!その名も『幸運を呼ぶ能力』!」
幸運?確かに最近妙に運がいいなと思っていた
例えば一分で四つ葉のクローバーを10枚とれたり
デパートに入ったときに祝一万人目みたいなことになったり
色々あったもんな
能力かぁ・・・・私にあるのかなぁ・・・・
「なら一緒に色々と試してみましょ♪水納ちゃんもしますよね?」
「フェ?」
今まで本を黙々と読んでた私の姉の水納はすっとんきょうな返答をする
水納「なぜに私までせにゃあかんのじゃ」
椎名「水納?動揺しすぎて言葉おかしいよ?」
有栖「いいじゃないですか♪双子なんだし、二人で一つみたいな?」
椎名「なんかそういうの聞いたことあるプ○キュアだっけ?」
水納「別にいいけどさ。具体的にどうすんの?」
有栖ちゃんはうーーーんと考えてから
有栖「やっぱり野生の勘を身につけることかな?」
野生の勘?
有栖「うちの母上が言ってたんですけど、能力に目覚める時ってなにか特別なことがあったときらしいので野生の勘を見つければいいかなと」
野生の勘って・・・・
水納「面白そうじゃない!」
椎名「え?」
水納「これぞ非日常!燃えてきたわ~!」
私と水納が双子で一つだけ違うこと
それはこの世の中の見方だ
私は別になんとも思ってないが
水納はすごく退屈してるらしい
それに私はおとなしいのに水納は活発みたいな感じだ
とても一卵性とは思えない
まぁ気分転換にしてみるもいいかな
そんなことを思ってると
有栖はとんでもないことを言い放った
有栖「じゃあ最初はライオンと戦いますか」
水納、椎名「え?」




