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どうか平凡な日常を  作者: 時雨うい
5/10

黄昏

おはようございます

墓下冥子です。


今日は初めての学校です。

結構楽しみです。

てな訳で制服に着替えてダイニングへGo

キッチンのカウンターには同じ制服を着た姉とエプロンを着た母がいた。

おいしそうな目玉焼きが3つと腐女子が2人

母と姉は朝から腐ってる話をしている

「あ、冥子おはよ」前髪が肩まで伸びきった姉 せめてその長い髪を結んで欲しい。

「おはよ」

「冥子おはよう〜 」

「おはよ」朝から腐度(腐ってる度合い冥子が作ったと思われる)が高い母

朝食を済ませると姉は自分の部屋へ母は片付けへ私は自分の部屋で鞄の準備を始める。

まずは宿題…あ、やってあったのか

教科書は無いからロッカーかな?

筆箱とマルティーメッス期間限定 いちご味5箱・スマホと本2冊くらいで多分十分かな

よし出よう。



「行ってきまーす」鞄を肩にかけ扉を元気よく扉を開けた「行ってらっしゃーい!」母の声が聞こえてきた。「冥子出るの早い」姉はまだ出ないようだ。学校だと同人誌は読めないのでギリギリまで読んでから出るらしい。なんと言う執着心。



家を出て少し歩くと曲がり角に小さな公園がある。そこに1人の栗毛のショートの少女 同じ制服を着ている少女がいた。少女は私を見ると腰掛けていたジャングルジムから降りて私に話しかけてきた。「……墓下冥子」な、なんだこの子「そ、そうだよ」高校生にしては小さいなー

「………黄昏アル2年生」先輩だったのかアル先輩「アル先輩?」一応先輩なので「アル」彼女は少し怒り気味でそう言う。本人が読んで欲しいならいいか「アル…?」「……そう」「で どうしたの アルちゃん?」てかなんで私の家を?」なんかこえええ 「それは学校に着いてから……」と、とりあえずアルといっしょに学校へ行けばいいかのか?「……マルティーメッス」「……⁉︎」なんでわかった?「…あるけど」「…くれ」「なんでわかるの?」聞いてみましょう「……臭い」アルはほんの少しだけドヤ顔をしている「あげるよ」学校で食べようとしてたのに……くっ…「…いちご?」「うん」「……くれ」学校に着くまでに1箱食べられた。「じゃあ私こっち昇降口がから」「…だめこい」そう言ってアルは私の腕を引っ張り旧校舎まで歩き始めた。旧校舎に行ったらまたあの闇宗教が!「わ、私用事があるからやっぱ無理ごめんねー!」ヤバい逃げろ「…だめ」アル凄い力だ。腕が……「…だめ」腕が痺れてきた 本当に切れそう「ああーわかったよお‼︎行くよー!」「……それでいい」アルに行かせられました。辛いです。

「つれてきた」「うう……」


旧校舎の昇降口にいたのは、




この前の儀式をしていた奴等だった。

全員闇と書かれた紙袋をかぶっている。


「よくぞ来た!墓下冥子よ!」


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