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3話 アプス王国

今日だけで100近いPV!

感動です。これからもがんがります!

アプス王国


アプス王国とは戦場と呼ばれている草原の集辺を支配する大国で、異世界で一番の面積を誇る。

軍事力では、人材不足で他の大国より劣ってはいる。

しかし優れた魔法道具の製造能力を持つため、この国では魔力量の多さが重要視される。



しかし40年ほど前から技術の停滞があった。


今より優れた記録能力を持つオーブ。


今より魔力消費効率の良い武器。


それができなくなってきたのだ。



十数年前に宮廷魔法使いがどこからか持ってきた魔法陣は考えられないほど強力だった。

国一番の魔力量を誇る者に召喚させた。

できるだけ強い獣魔を召喚したかった。

召喚するのにはどんな魔法が使えるかというのは関係なかった必要なのは魔力だ。

召喚してから手懐けるのに強さは必要だ。

だから国の精鋭を集めた。


宮廷魔法使いは獣魔専用の魔法陣といていたが、召喚されたのはそれより高位で凶暴な魔獣だった。

結果召喚されたのは


魔獣『番犬ケルベロス』


その場にいたものは全て殺された。


死者の中には宮廷魔法使いの息子とその妻が含まれていた。

ケルベロスにアプス王国でも精鋭達が食われてしまった。


魔法陣について宮廷魔法使いに問い詰めたが、頑なに喋らない。

この魔法陣が大量にあれば優秀な捨て駒部隊ができるのである。

宮廷魔法使いもそのことについてはわかっていただろう。

そんなことに躊躇うような魔法使いではなかった。

すでに850近くになるフェル族。人の死など腐るほど見てきた。

だがしかし何も語らなかった。


その情報に国の存続がかかっていたとしても。



拷問してでも話させるべきという意見もあった。

その宮廷魔法使いなしでは本当に国がなくなってしまう。

宮廷魔法使いに攻撃できる魔法はなかった。



なぜなら異世界一の防御魔法士だったからだ。

この魔法士さえいれば国は落ない。

だからこそこの計画はなくなったのだ。



次に考えたのがケルベロスを手懐けること。

誰しもが無理だと考えていたこと。

しかしひとつの希望が生まれる。 誰もが知っているおとぎ話。

しかし知っている者はいる。




それが真実だと。 





アプス王国龍捕獲隊。

召喚陣の次なる可能性。かつて手懐けることが難しいと言われた精霊種を手懐けた悪魔の伝説。

しかも1000年たってもその主従関係はなくなっていない。

きっと特殊な召喚陣があるに違いない。

それを伝説の悪魔から奪い取る。                  それが次なる可能性。


きっと伝説の聖戦で負けて生き延び1000年何も出来ぬほど弱っている。

死んではいないだろう。主従関係がなくなっていないからだ。

それを証拠に狂い炎、炎帝は今も探して各地で暴れている。

だから狂い炎、炎帝は何も知らないだろう。


だがしかし放浪の龍だけは何もしない。人型になれると噂だが誰も顔を知らない。

きっと放浪の龍だけは知っている。


だから放浪の龍を捕まえるための隊の設立。

一番重要なのは龍を捕まえるおり。そんな魔法使える魔法使いはすでに死んだ。

しかしオーブでは残っていた。オーブをはめるワンドは専用を作った。

一番の問題は隊長。

そんな捨て駒隊とも言える隊の隊長。

放浪の龍がどれくらいだかわからない。『人型になれる』だと拘束成功率は五分五分といったところ。

抵抗されたら直接攻撃は当たらないが炎のブレスなどは通す。

放浪の龍が龍族でなくても失敗。


そして選ばれたのがエルフのルフェニ

下のものからはねえさんと呼ばれている。

異世界でも優秀なヒーラー。




そうそれが私ルフェニだ。

一日前、戦場で大きな魔力を感知した。

龍捕獲隊は一日で戦場近くまで来き、そこで夜を明かした。


次の朝すぐに異変が起こった。すぐ上を放浪の龍が通ったのである。

わたしはすぐに指示を出して自動攻撃ワンドを設置させた。


昼近くなって自動攻撃ワンドが動いた。

自動攻撃ワンドをしまい。あたりを警戒した。

すぐに『それ』は降りてきた。

わたしは『それ』が放浪の龍ではないと薄々感じていたのかもしれない。


わたしは『それ』にたいして放浪の龍かどうか聞いた

反応は肯定に取れた。


わたしは龍捕獲用のワンドを発動させた。

『それ』は反応がない。


わたしは攻撃用のワンドを発動させた。

最初は反応がなかった。しばらくすると『それ』は魔法によって攻撃してきた。

わたしには初級の火の魔法にしか聞こえなかった。


しかしそれに当たった隊員が燃え上がった。炎はすぐに消えた。

しかし隊員は明らかに全身大やけどの重症。

わたしは回復魔法をかけた。




『それ』はその様子を見て「合格だ」と呟いた。




次の瞬間わたしが任された隊は私を残し全滅していた。


目の前で隊員の頭が消えていた。


周りは血で真っ赤に染まっていた。




わたしは何が起こったか分からなかった

わたしの意識はわたしの手から離れていった




名前は基本的に適当

グロムとプラーミャはロシア語をヒアリング

主人公はアバドンかルシファーか悩みました

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