表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/23

10話 職業案内所

こんなはずじゃ・・・

これがヒロインだというのか!


巨乳エルフは主人公のバランス調節のために犠牲になりました。

ヒーラーのため登場はします。

マイシャはガランの喫茶店に預け、俺はコクエンと二人で職業案内所へ向かっていた。

職業案内所は国営ギルド内にあるらしい。国によって種類が違うらしい。

アプス王国では魔法職はほとんどない。確か防御、回復、付術、精霊などのサポート魔法職しかない。

その代わり武道職が多い。

武器職はかなりマニアックなのもあるらしい。


「ようこそ!職業案内所へ。転職ですか?」

綺麗なおねえさん。黒髪の大和撫子。黒髪はなんだか懐かしくていいな。初めてなんだが大丈夫かな。


「わけあって無職からの就職なんだ」


「プッ!」

あっ・・・笑われた

「初めてですとメイン属性の鑑定が必要ですが、変換はか可能ですか?」

そういえば俺のメイン属性はなんだったけ、雷か火のはず・・・


「できます。」

もと魔法使いだしな。


「よかった!変換できないとなると、いい年して職業訓練を受けてもらわなければなりませんので」

流石は異世界。公務員の対応が違う。それよりこの人が正直すぎるのか?それともドSなのか・・・

「それではこちらへ」

おねいさんに奥に案内された。


奥はいくつかの小部屋があったここで相談するのだろう。

部屋には椅子が二つ、机がひとつ、机の上にはオーブ。

対面するように置かれている椅子に座った。


「それではオーブに手を当てて魔力を流してください」

俺は言われた通りにする。

するとオーブの色が変わる。

一定時間で色が変わる。色によってはすごく短い。


「・・・ん~。なかなか面白いですね」

「まず一番は雷ですね。同じくらい火もいいですね。」

「風と水もいいですよ。メインではないですね。木と土は才能無いですね。性質違いレベルですよ」


「どうです?私と結婚しません?」

何を言い出すんだこの女は。

「あのですね。あなたは才能の塊ですよ。確実に有名になるので今のうちに・・・と考えたんですよ」

正直な人だな。


「あなたみたいな美人に言われると照れますね」

ずっとこの国にいるのだったらここでは「はい」と言ってしまったかもしれない。

まあ強いのは仕方がないか。

すでに二度の転生を経験しているわけだし。

しかも二度目は完全に強くてニューゲームだしね。


「じゃあ式場予約しておきますね」


「冗談はこの辺にして職の話に入ってもらえますか?」

話を変えないとやばいかも知れないな。押しきられる気がする。


「あっはい。一番は攻撃魔法士ですね。でもこの王国は魔法職は少いんですよね。一部サポート職くらいしかないんですよね。でも攻撃魔法士でさえ出来ないの問題ですよね」


予想通りの反応。

ステータス的にも魔法職がいいのはわかってた。

でも今回はせっかくだし武道職がいいんだよね。

しかも魔法は裏世界の『知識接続』という裏技もあるんだよね。知識接続をすれば専門外の魔法も使えるらしい。


「いや。魔法職は選択肢に無い。武道職がいいと思ってる」


「えっ!ここまで魔法への適正があってですか?」

「武道職は属性はひとついいのがあればいいんですよ?何個も得意な属性があるあなたにはもったいですよ?」

がっつり止められた。普通なら魔法職だろうしね。


「いいんだ。せっかくアプス王国にいるんだから武道職を取らなきゃね」

魔法職とったら封印解けたときにプラスになんないしね。

それが一番の理由だけどさ言えないだろ普通。

実は封印されておる元魔王で魔法は問題ないんです。なんてさ。


「個人の自由なので止めはしませんが・・・妻としては普通に魔法職をとって欲しいところです。」

結婚した記憶はないがいつの間にか妻になっている。

でもこの人がどんな人かわかった気がする。きっとかなり変な人なんだ。最悪の出会いだよ。

ここに来てから変な人に出会う確率が高くなっている気がする。せめて普通の女の子がいい。

マイシャでは幼すぎる危ない雰囲気がプンプンする。


「結婚した覚えは無いんだが?」


「もうそろそろ10歳になる子供のためにも安定した職を選んでください!」


(子供がいる、いないじゃなくてもうデカイ!)

衝撃の事実!隠し子発覚!しかも初めて会った日に!


すると外からなにやら話声が聞こえる。

(今日のラサリアさんすごいわよ。結婚式超えですよ)

(えっ!本当!久しぶりね。今何ヵ月?もしかして結婚生活一年の壁突破?)

(そんなもんじゃないわよ!子供よ!しかも10歳!)

(えっ!子供!かなり幸せになってるじゃない!)

(相当有能なんだわ。まさか離婚しないとは!)


えっ・・・なんの話だよ。まさかいつもこんな感じなのか?

常習犯なのか?

本当にハズレを引いた臭いぞ。これは本当にやばい人だ。

最初笑われたのはお見合いでの『こいつはないな』の笑いだったのか。


これは話を会わせるべきか、しっかり断るべきか。


合わせる成功ルートは相手を妻としては考えて家族会議風で話を進める。終わったら関係も終わり的な一次的な病説。

この場合失敗すると夜道を気を付けなければならなくなる。

いつものことのようなので可能性が無いわけでもない。


しっかり断る方はあまり効果が無い気がする。

結局話がここに戻ってばかりで話が全く進まなくなる可能性がある。もしも付き合っているような設定だったら『あなたを殺して私も死ぬ』的展開になったかもしれないが結婚してたら大丈夫だろう。


どちらもリスクが高い。・・・そうだドアの外の人にアドバイスを貰うか。


「一度トイレに行ってきてもいいですか?」

トイレに行くには一度出る必要がある。その時に聞けばいい。

「トイレ?わざわざここから出なくても私が飲みますよ!」

あっ・・・駄目だ。こいつは変態だ。逃げ道がない。


(今日のラサリアさん完全にイッてるわね♪)

(これは止めた方が・・・あの人相当困っているわよ)

(行くならあなたが行きなさい。私はまだ命が惜しいわ。)

(そうね。これから楽しくなりそうなのに・・・無粋だったわね。)


詰んでいるようです。

誰か助けてください。すぐ横で「さあ!」っと言っている変態を止めてください。もしも机がなかったら目の前でやられていたのだろう。ゾッとする。

別にトイレをしたかったわけじゃ。外に出たかった。

そうだ・・・素直に一度外に出たいと言おうか。


「すみません。一度外に・・・」

「えっ外にかけたいのですか!まだ仕事中なのですが・・・夫の頼みなら妻は聞きましょう。さあ!」

本当にこの人がなんなんだろう。

逃げ道がない。


あぁ諦めよう。


「ラサリア。今はそんなことしてる場合じゃないだろう。」

話に乗ろう。

「俺は真剣にアプスの人間として武道職の道を進みたいんだ!わかってくれ!」

「あなた・・・」


「わかりました。あなたは何の剣をやりたいのですか?」

ロマン職

「双剣だ」

「そうですが。双剣なら二属性操れるかもしれません。何せ自慢の夫なのですから。」

「それではこれから職授式に向かいましょう。でもまずは報告してきます。」

そう言ってラサリアさんが出ていく。どうやら今日先ほど会ったばかりの人とのまさかの展開は避けられたようだ。


きっと戻って来たときには結婚生活はなかったことになっているだろう。

・・・そんなことを思っている時期もありました。


  _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


「あなたすごいわね!」

廊下で盗み聞きしていたおばちゃんが話しかけてきた。

「まさかラサリアちゃんがあそこまでのめり込むとは他の男とは違うわね」

「ね!いつもなら途中で冷めちゃうのに。あれは完全に落ちたわね」

要らんこと言うな。フラグが立つだろう。


「まあ、でもここだけの関係ですよね?」

あれ?おばちゃんたちがニヤニヤしているぞ?

「だといいわね♪そろそろ来るわよ出ましょう。」



ラサリアはすぐに戻って来た。

「あなた!さあ行きましょう!」

あれ?気のせいかな。テンションといい話し方といい変わってないぞ?

「どこに?」

まさか結婚式場じゃないよね・・・


案内されたのは神殿。

協会という感じではない。円形の部屋の真ん中に魔法陣が書いてあって、その中心に日の光が指している。

並びはドア、中心に魔法陣、そしてお偉いさん。

ラサリアはドアの横で待機している。俺は真ん中には行けということだろう。


本当に不思議だ。最初に何点か確認してから魔法陣に魔力を注ぐ。

それから何か呟いたあと「戦いの神の祝福あれ!」と叫んだと思ったら儀式は終わった。


神殿から出る前に何か不吉なことを聞いたが気のせいだろう。


そのあと様々な説明を受けた。職についての基本知識、緊急時の召集、あとは師匠の紹介。

師匠についてはガランさんから「任せなさい」と言われたので遠慮した。


職業案内所から出る前にラサリアに挨拶しておこうと思ったがもういなかった。交代前だったのだろう。


職業案内所から出るとラサリアがいた。

「さあ!行きましょう!」

いると思ったよ。本当にどこまで行く気だよ・・・


シルバーウィーク中は0時の投稿です

目下の悩みは進行の遅さと主人公の成長要素と強さ

のバランス


そのため今はそのレベルでは1番強い程度の強さです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ