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8話 裏路地の悪魔

グロ注意です。

ちょっとやりすぎました。

朝からすみません。


おまけは投稿済みです。時間間違えてました。本当に申し訳ない。

アバドたちは裏路地を進んでいた。


狼型魔獣(小サイズとはいえ人間大)の上に乗る異種族の女の子。

しかもその女子ののかぶっている帽子には服を着たリス。

それだけでも高く売れそうなものだ。


それに加えその魔獣の両方が喋るとわかったら・・・

喋るモンスターは珍しい。それだけでも買おうと思ったら高い。

・・・あまり一通りの多いところは避けたほうがいいだろう。




「殿。怪しい人物が数人後ろからついていています。」

ハクエンが俺の肩に乗って囁いてきた。


(やっぱりきたか・・・裏道は失敗だったかな。)

アプス王国の門での一件もあったためもしかしたら付けられているかもとは思っていた。


「殿に関しては今は何も触れないでおく。人数は」


「5」


「少し多いな」

今の俺ではマイシャは守りきれない。


‘前方から武装が5人。すぐに接触します。戦闘が予想されます。‘

そんなことも知らせてくれるのか。

なんて彼女は有能なんだろう。それに比べコクエンはあくびをしてやがる。


(場所がまずい。挟み撃ちか)

もしコクエン、ハクエンがいなかったらやばかったかな。

そうだ!ちょうど2組だし二人にまかせるか。


「コクエン、ハクエンやれるか?」

そう言いながらコクエンからマイシャを下ろす。

マイシャの目と耳を手で塞ぐ


「問題ない」

頼もしいリスだ。


「初戦闘♪楽しみだ!」

後処理が大変そうだ。




「ようニイチャン。こんなろころでどうした?」

前方から来た奴が言ってきた。

後ろでは「へっへっへ・・・」と言って道をふさいでいる。

道幅は1.5mほどだろう。逃げれるのが一番なんだが、ダメそうだ。


「道に迷ってしまってね。そこをどいてくれるかい?」


「おとなしく仲間を置いていくならどけてやろう」


「何をおかしなことを・・・痛い目にあうぞ?」

予想通りのことを言われたため少し挑発する。

長く関わってはいたくないからな。


「痛い目にあうのはお前らだ!女に傷は付けつなよ!」

「野郎どもやれ!」


相手が襲ってきたのを確認してから、コクエン、ハクエンに合図する。


その瞬間後ろ三人の首がズルリと落ちる。

血を吹きながら力なく三つの体が倒れていく。

落ちたひとつの顔が残りふたりの方を向く。

何が起きたか理解していない。

驚き残った二人の片方が尻餅をつく。

そして段々恐怖と苦痛に歪んでいく顔。

何かつぶやいているが言葉はでない。



残ったふたりはもう動けない。

目の前の地獄絵図。

片方は尻餅をつき、片方は膝をガタガタさせながら股を濡らしている。

ふたりは顔を見合う。尻餅をついている方が何かを言おうとした。

そのとき相手の体が縦に割れる。

尻餅をついている方も血や他の汁でビチャビチャだ。


「軟弱者め」

突然耳元で聞こえる謎の声。

その圧倒的な恐怖に意識を保ってはいられなかった・・・




「何が起こっている・・・」

後ろの仲間が一瞬でやられた。一人生きてはいるようだが・・・

あの男がなにかしたのか?

あの男が手で何か合図をした瞬間にそれは起こった。

そしてこちらにも狼が迫ってきている。

今すぐ逃げなければ。


「おいお前ら!逃げ・・・」


視界が暗くなる。

ヌルヌルとしたものが体に当たる。

そして生臭い。


男は動こうとする。

・・・変だ。下半身がない。


一瞬の痛み、耐えられず叫ぶ。

すぐに男は気を失い、この世から去った。



それを見ていた残りの4人は唖然としていた。

ボスの体が突然なくなり、目の前の狼の口元が赤い。

狼の口の中から叫び声が聞こえる。

ボスはこの十人の中で一番強い。

そのボスがわずか瞬きをするうちに死んだのだ。

ボスが最後になにを言おうとしたか分かってはいた。


しかし4人はボスほど冷静ではなかった。

後ろの地獄絵図もここから十分に見える位置だ。


そのあとは阿鼻叫喚。


一人ずつ上半身がなくなっていく。


残った4人には永遠にも感じただろうがわずか1分ほどで静かになった。





「おえっ」

アバドは吐きそうになっていた。

マイシャの目と耳を塞いでいるため目をそらせない。


(マイシャを眠らせられないか?)


‘回復呪文の知識に接続・・・スリープの呪文を発動しました‘


(有能だな。ありがとう。)

こんなもの見せるわけにはいかないからな


ちょうど叫び声も止む。戦闘終了だろう。


‘戦闘終了。10分ほどで他の者が到着。急ぎ移動せよ‘


彼女が警告してくる。


「移動するぞ」



俺たちはその場を後にした




 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


この話はアプス王国全土を恐怖させた

下半身のみの食われたような遺体が5つ。

頭無しが3つ。真っ二つが一人。


幸い生存者がいた。その男は気を失っていた。

目覚めた男はそのことを頑なに語らなかった。

まずほとんど覚えてはいなかった。もし覚えていたら正気ではいられなかったかもしれない。

髪は白くなり肌は年寄りのようになっていた・・・




その事件は忘れられても、この話は伝わっていった。


この地方で子供を叱る時に言う

「悪い子は悪魔に体を食われる」・・・と。


明日は日が変わってすぐ(0時)投稿です

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