表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/33

第2章-12


情けない自分にがっかりしていると、ナナさんは続ける。

「だからアタシ男の人と話すと気分が悪くなるの。一人でも少し苦しいのにさっきは2人の男子生徒に絡まれてたから……」

それ以上は言わずとも俺は察した。だが2つ、言いたいことと疑問が俺の中で生まれた。

だが、俺に言う勇気がまだ足りない。でも、せめてこれだけは聴いておかないと。と自分を追い込んで何とか疑問だけ口にした。

「で、でもさ。な、何で俺と話せてるの?も、もしかして無理して話してる!?」

俺の疑問はこれだ。いや、だって男子二人と話すだけでこんなに苦しんでいるのに、俺とずっとこうやって話してるのは大丈夫なのかな?って思うのも普通だろ。

「い、いや、これで無理してるなら先生に言ってパートナーを交替してもらうってこともできるし、何らかの対処はするよ」

「いや、何故かはわからないけど、SRR内だとアタシ、ゲームやってるときの気持ちに似て、不思議と大丈夫みたいなの。それにアンタはなんだか」

「な、なんだか?」

ごくり。冷汗が額を流れる。

「お姉ちゃんに似てるのよね」

「はい?」

俺は拍子抜けした表情になった。

「アンタの顔って、女みたいじゃない?てか、女々しいわよね」

はい?

「なんだか似てるのよね~なんとなくだけど。まぁ、性格はアンタほどお姉ちゃんは女々しくないけど……」

「ちょっと、待とうか!顔についてもツッコミたいところはあるけど、あえてスルーしてなんで性格も女々しいんだよ!女々しくないだろ!いや、顔も女々しくないけど!」

「アンタ全然スルーしてないじゃない……いやいや、アンタに似てるのよ。女としての雰囲気みたいなのが」

「俺女じゃないから!」

とまで俺が気合いで否定とツッコミを繰り返すと、ぷっ、ぷふふふっとナナさんは吹き出した。

そんなナナさんに呆然と見ているとナナさんは右手で手刀を作り舌を出す。

「アンタやっぱり今みたいな方がいいと思うよ。いつものアンタってなんか緊張してて作ってるみたいだもん」

不意なナナさんの発言にワンパンチ。

今みたいな俺っていうと。テンションが上がった時の俺か……いや、素の俺っていうべきなのか?

自分でさえもわからない。

「あ、うん。わ、わかったよナナさん」

「ほらまた!戻ってるんだけど。それに同級生にさん付けはないんじゃないの?」

「うんじゃなくて、お、おう?ナナ」

「いやアタシの指摘そう意味じゃないんだけど」

俺の言葉に半ば呆れつつもどこか嬉しそうなナナさ、じゃなくてナナの表情に俺は少し安心した。

「まぁいいわよ。さん付けが消えただけでも進歩だと思うし。それじゃあ、SRRに行くわよ!」

「うん!今日から課題クエが始まるし、急がないと」

と、この件は一応、一件落着した。

だが、俺はまだ言ってないことがあったが、それを言う機会がなくそれから2日は過ぎた。

ナナがパートナーになり5日目のことだ。


どうもまたまた白川みつきです。

まずはご報告が……。

なんと総PV数が1万を超えましたッ!

ありがとうございます!

これからもどんどん書いていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします!


そして、次回からは週一更新ペースに戻させていただきます。


ではでは!


追記

9月6日

9月7日 月曜日(明日)更新予定です。

時刻は大体20時か21時頃になると思いますが、待ってくださると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ