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第2章-3

現時点でのパートナーにつれられフィールドに出た俺は、本物のような広がる草原に心を奪われていた。

風も本当は吹いていないのに風に当たっているこの感覚。

やばい……風がすごい気持ちいい。

俺が感動している横で小さい声が聞こえた。

「……本物みたい」

彼女も感動しているのか?と思っていると、俺の目も見ずに。

「さっさといくわよ」

とだけ冷たく言い捨てて、先に行ってしまった。

聞き間違いだったのか?

この紅葉学園にはたくさんの生徒がいる。

SRR目的、俺のようにゲーム目的で入った者。

就職や難関大学の推薦を得る目的で入った者。つまりSRRには興味がまったくない人たち。

の2パターンがある。

ゲーマー以外の非オタは後者になることが多く、たぶんこのギャルもそうなんだろうな〜と思ってたのだが、さっきの目には……。

「さっさと来ないと置いてくわよ!」

と苛立ちを見せるナナさんに俺は慌てて返事をし追いかけた。

安全地帯である街周辺の草原から少し離れた所までやって来た俺らの目の前には、初心者向けモンスターたちがウロウロと歩いている。

ナナさんはメニュー画面をピコピコといじると目の前に初期装備として配布された初心者用両手剣を出し、鞘から抜く。

「何ぼさっとしてんの?あんたも戦うのよ」

またも無愛想に冷たく言われ、気持ち的にはへいへいと言いたいが、もちろん言えるわけないので、無理やり作った笑みで軽く頷いた。

こいつさっきから無愛想だし、偉そうだなー。もうちょっとフレンドリーって気持ちはないのかよ。

と愚痴を (心の中で)こぼしつつ、俺もメニュー画面から初心者用片手剣と盾を出した。

「あいついくわよ」

ナナが指差したのは初心者御用達の狼さんだ。

たしか正式名所は【ブルーウルフ】。素早さが高いが、防御力が弱いのが特徴だった気がする。たぶん。

狼は俺らの姿を見つけても逃げも隠れも攻撃することもなく、何もなかったかのようにまたウロウロし始めた。

ここら辺の草原はモンスターから攻撃してくることはなく、自分から攻撃しなければ戦闘にならないようになってる。

しっかりビギナー向けにと学校側も配慮しているんだろう。

「それじゃ、いくわよ」

「お、おう」

という俺の弱々しい返事で戦闘が始まった。

まずナナが何も悪いことをしてない狼さんの背中へ斬り込む。

狼は急な出来事に驚いているのか悲鳴のような叫び声を上げた。

「ほらぼさっとしてないで、あんたも戦って!」

「は、はい!」

とまたも自分が下だと認めるように返答して、俺は無実の狼を手慣れないい剣で二発目を食らわした。

するとコンボ2と表示される。

コンボというのは連続で仲間と自分が攻撃したりすると上がっていく数字で。コンボ数が上がっていくと、攻撃力もそれに伴い上がっていく。

しかし、敵にもコンボはあるので、注意しないと自分も殺られてしまう。

俺の攻撃が終わると、狼さんは素早く俺のもとまで寄り、口を大きく開けて、攻撃をしかけてきた。

ちょっと待て、攻撃してきたの最初は俺じゃなくてあいつだから!

「……くっ!」

左手の初期盾で何とか攻撃を止める。攻撃に失敗した狼は盾に跳ね返って少し浮く。

そこを見逃さなかったナナは大きな両手剣で止めを刺した。

「はっ」

狼さんがまたも悲鳴を上げると、跡形もなく消え去り、経験値が入った。

ふ〜っと一息ついて、辺りを見渡すと、俺ら以外にこの草むらに出てる者はいないようだ。

先輩たちはもっと奥でレベ上げなどやっているだろうし、同期はまだ自己紹介などでフィールドには出ていないんだと思う。

それに今思ったが、ギャルだったら普通、「え〜外出るのこわいぃ〜」とか言って出なさそうだよな。

って、ことはこいつは……?

「ほら次っ!」

俺の思考はナナの言葉で停止させられ、次の犠牲者を狩る準備に入った。


どうも白川みつきです。

本当は昨日投稿して連続自己記録を更新しようと思ったのですが、睡魔に負けてダメでした(笑)


今回は大急ぎで書いたのでミスなど多いと思うので(いつも以上に)もし良ければ感想などと一緒に教えてくださると嬉しいです!

(感想ほしいです 笑)


実はですね、7/20〜8/1ぐらいまで用事がありまして……執筆も何もできなくなってしまうので、次回の更新は今日中に出来ればするか、8/2辺りでするかもしれません。

大変申し訳ありません。


そして、お気に入り登録17!ありがとうございます。とても嬉しいです!毎日確認しながら書く身としてモチベーション上がりまくりです!

もし良ければ、感想(笑)。と評価などもよろしくお願いします!

あとTwitterもフォローよろしくお願いします!

@sirakawamikkun


ではでは!



8/2

次回の更新は8月3日に変更します。

すいません、そして、お待たせしました。


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