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ヒーロー☆スター  作者: 健兎
序章 失う出会い
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五話 失う出会い 下


「白木……」


久しぶりに会った友人は、以前と変わらず、戦士だった。


「この先に仲間の車を読んであるわ。今すぐそこまで行って、「待てよ」


言葉を遮る。歩き始めた白木の腕をしっかり掴む。


「あの時と違って力が無いわけじゃあない。確かにまだ不安定ではあるが、役には立つはずだ」


二年前みたいにただ任せるだけの自分が嫌だった。今度こそ逃げずに立ち向かう。


「だから…」


白木の前に立つ。


「任せろ」

「…任せろ?」


白木の顔が歪む。


「あなたは確かに力を得た。でもまだ未熟。それにあなたが奴の狙いなの」


怒りとも、悲しみともいえる顔。


「それにこいつ、相当強い」


向こうも再び攻撃に備える。


「だからお願い、逃げて」


その気迫に完全に…、


「戻ってくるか? 必ず」


負けてしまった。


「ええ」


「絶対?」


「絶対。だから…、信じて」


白木は微笑む。その笑顔に何も言えなくなってしまい、


「……わかった」


走り出す。








「……さて、」


敵の、白木の姿が消える。確か瞬間移動の力を持っていたはず。


「?? …!!」


姿を探していたら首に激痛が走る。視線にはいったのは、

脚。 蹴り。 白木。 敵。


「@@@@!!!」


声にならない声を出し、白木の脚を掴む。


「@!」


兎に角炎を出して脚を焼く。


「!!! ……んの!!」


不安定な体制のまま瞬間移動。


「……この野郎」


白木が服の中から取り出したものは、ナイフ。


「……物の瞬間移動も鍛えておくんだったな…」


そう言いつつナイフを両手に一本ずつしっかりと握り、瞬間移動。

敵の背後に回り、うなじを狙う。

しかしナイフは厚い炎の壁に遮られる。


「…じゃあこれで、どうだ!!」


男の周りを連続で瞬間移動する。惑わすためだ。


「!?」


驚いたのは白木の方。男は全身を光らせて大量の炎を放つ。


「……ちっっ!」


炎に包まれていく。




遅くなりました。

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