表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編9

作者: 三木拓矢


森見登美彦風味な作品です

諸君に問いたい!

男の意味何であるか!

イカしたカッコ良さか?

女の子を守れる優しさか?

勉学を得意とする頭脳か?

答えは否!

だんじて否!

男とは阿呆であるべきものである。

阿呆でない男は腐れ外道である。

腐れ外道でない男は男とは呼ばない。

ただのかっこつけの根性なしにちがいない。

近頃の男は男としての本質を忘れ、わけの分からない愛だの恋だのに体と脳をフル活用させている。

実に哀れである。

阿呆と呼ぶにさえ値しない。

このままでは日本の衰弱も近い。

もしかしたらすでに衰弱しているのかもしれない。

恐るべき問題である。

地球温暖化がどうとか言う前に自分達の住んでいる国をどうにかしろ。

どうして皆、私のように日本男児に生きれないのか。

私のような昔ながらの硬派な男は今の日本には存在しないのであろうか。

恋を捨てルックスを捨て勉学の頭脳を捨てる。

ああ我ながら日本男児の目標のような生き様である。

女性諸君ぜひ私のことを讃えていただきたい。

なんなら惚れてくれてもいい。

私だって女性からの好意を無碍にするような男ではない。

しかし、そんな私だってたまにふと思うところがある。

ああ、私の目の前に素敵な黒髪の乙女が表れてはくれないだろうか……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] オチが僕的にすごい好きです笑
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ