表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル【迷宮管理者】に目覚めた俺氏、スレ民たちとめちゃくちゃに発展させるw  作者: もかの


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/49

第35話 バ俺嬉

『時間加速』の警告すべてに【YES】を押す。


 すると、俺の目の前が薄い白のヴェールのようなものに囲まれた。

 これがセーフティなんかな?


 試しに触れてみると、


 ピンポーン


『この先『時間加速』エリアです。中に入る場合、寿命が加速しますが、よろしいですか? YES or NO』


「『よろしいですか?』じゃねえよ。そこは『侵入出来ません』くらい強気に来てくれよ。自殺促進すんな」


:見事な3連ツッコミ

:入ることはできるんか……

:実際、時間が100億倍の場所入ったらどうなるんか?


 たしかに、どんくらい早くなるんやろ。

 寿命が縮むのは嫌だが、時間加速ってのを少しだけ味わってみたいという悪魔の欲求もあるんだよな……。


:いや……100億倍だろ? 単純に考えて、1秒が100億秒になるんやぞ。んで1日は60×60×24=86400秒

:100億秒を86400秒で割ったら1150日くらい。まぁ大体3年ちょっとだな

:つまり……40秒くらい入ったら死んじまうってことなのか!?

:↑ダウト。バカニキ

:だーかーらー、なんで分かんだよ!!!!

:人生120年以上設計してくれてて俺嬉しいよ

:バ俺嬉(バカニキ俺嬉しいよ)

:ちなみにバカニキ。ちょっと「入ってみたい」って思ってただろ?

:……当たり前だろ!!! 時間加速なんておもしろそーじゃん!!

:うんうんそうだね

:アトラクションみたいで楽しそうだよね?

:あれ、俺子供扱いされてる……?

:↑いまさら?


 ……あぶねぇ、またバカニキと同類って言われるところだった。


 とりあえず、これでマンションの建築問題も解決。

 時間さえかければ無〇城の大量生産ができるし、国民の受け入れ問題はこれで解決……ってことにしておくか。


 もう考えたくないということは秘密である。


「『居住区』エリアは一旦終わりにするか。んじゃ、お遊びエリ……『その他』エリアの作成にうつりますかぁ」


:おい

:お遊びって言ったじゃんもう

:お前さては『その他』エリアの重要性分かってないな?

:いいじゃん遊ぼう

:おいスレ民から裏切り者出たって

:サボリニキ先輩なんか言ってやってください

:なんでワイがいる前提なんや……そうだぞスレ主。お遊びなんかしてる暇無いんや!! とりあえず、埼玉県庁ダンジョン科支部を作らないでしょうか?

:おいwwwwww

:敬語で頼むなよ本気感出るじゃねえかw

:本気ですよろしくお願いします


「まぁそれは考えておくとして」


:考えるんかい

:ありがとうありがとうありがとう


 必要なものをまとめるか。


 まずは食料。これは必須。

 全国スタンピードの規模によるが、やはり1ヶ月は引きこもるのを想定しておきたい。

 でも、外部から食料を持ち込むことを現実的じゃない。人の輸送で手一杯だと思うしな。


 んで国民全員分の食料確保となると…………


「やっぱ、バカでか畑いるかぁ?」


:まぁ、いるよな

:問題はそんなにデカいの作れるかってことだよな

:↑まぁ、マンション作れたしいけるか

:問題は作るのに時間かかることだよな

:↑まぁ、こっちには100億倍あるしな

:問題はどうやって管理するかだよな

:↑それは……たしかに


 っは! てことは…………!


「ドっラゴーーーンっっっ!!!!!」


:だから過剰すぎるんよww

:もうスタンピード、ドラゴンに戦ってもらえよw

:結局ドラゴンに帰ってくるんかよww

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ