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宇宙の傭兵SF冒険譚  作者: 戦慄の大根おろし
XTSF開発計画
38/91

36_ラビットⅡ建造計画②


「ちょっとちょっと、なに嫌そうな顔してるの?

 不出来な義妹のためにっ!

 わざわざ社長様のお義姉ちゃんがっ!

 こうやって時間取ってあげてるのに。

 あそっかー、昨日クロスカウンターされたことまだ根に持ってるんだね?

 そういうのはダメだぞ~。昨日の事は昨日の事、水に流さないと苛立ってしょうがないでしょ?」


「お生憎様。義姉(ねえ)やんみたいにすーぐ忘れるような軽い頭しとらんのですわ。

 それにクロスカウンターかましたのはウチやし。そんなことも覚えられへんの?」


「そうだっけ? 義妹が生意気なこと言ってたことしか覚えてないなぁ。

 ほんで? 昨日の続きやりたいならそう言えや、決着付けたるさかい」


「おーい、素が出てんで義姉やん。部下ドン引きやん」


 男と設計担当はドン引きした。

 まず、普段から突拍子もない社長に義妹が居ることにドン引きした。

 いや、居るということは知っていたが、それが目の前のVIPだということに驚いた。

 とはいえ、突拍子もない要求仕様を出してくるのは、流石義理とはいえ姉妹なのだと妙に納得してしまった。


『お元気そうでなによりです、ミセス・アリアドネ』


「シズちゃんも元気そうでよかったよん。解体しても良いかな?」


『ダメです』


「んもう、イケず。義妹はともかく、シズちゃんは絶対私の役に立つのに」


「作ったんウチやからな? 遠まわしに褒めとることに気付け?」


「えー? 機械ハードに詳しくないヒトに興味なんてないから分かんない」


「作った? ハイデマリー様が、ですか?」


「そうだよん。

 この子、私が子供の時からずっとソフトウェアばっかり弄ってたの。

 で、気付いたらシズちゃんが出来てた。

 目に見えないもの(ソフトウェア)弄って何が楽しいんだか」


 一族揃って天才かよ。

 方向性は違えど、ハイデマリーが常人の域にいないことを知った男の頬は引き攣った。

 それだけシズは良くできたAIに思えたからだ。

 帝国におけるAIの扱いは少々難しい所があるが、今はそれを気にしている時ではない。

 技術力だけは尊敬するアリアドネと同様の天才を相手に、もはや下手な扱いなど出来ない。

 男は意識を切り替えた。


「社長、図面を見せて頂けますか?」


「おーん? やる気だねぇ、どしたの急に」


「お客様の前ですので。

 それに社長が紙で図面を引っ張って来る時は、大抵後世に残せないような品ばかりですから。

 ちゃんとしておかないと気が持たないので……本当に。

 ですのでハイデマリー様も、どうか」


「んぁ? はいな、義姉やんがキ印なんはよう理解しとりますけど……」


「酷いなぁマリーちゃんは。今回はちゃんとマトモなの持って来たつもりだよん。

 はい『重粒子圧縮砲verセクレト6.0』の設計図。

 ずっと温めてたけど、こうして日の目を見ることが出来て私も嬉しいね」


「……は?」


 一同絶句。

 爽やかな笑顔で広げられた紙には、全長250mの大型砲塔の設計図が描かれてあった。

 その設計図には"ここ重要!"とコメントが記されている。

 それは『相転移』と『宇宙ひも』の超解釈。

 相転移とは、簡単に言ってしまえば気体が液体に、液体が固体に変化することを示す。

 宇宙ひもは超ひも理論というものが元になっているが、ここでは宇宙が真円のひもであるという点だけ抑えていればいい。

 

 では、宇宙で相転移が起きたと想定して考えてみよう。

 真円のひもの、とある地点をA、その反対側をZとする。

 地点Aでa時に相転移が起こると、地点Aを基準として真円に変化が起こり始める。

 この時、地点Zが地点Aから観測できる範囲であれば、A~Z間は因果関係に則り同時に相転移が起こるため真円の形が崩れることは無い。

 では、光でさえ到達するのに時間が掛かる広大な宇宙空間ではどう考えればよいか?

 情報を伝達する最速の手段は光のため、光の速度以上の情報伝達はできない。

 そのため、光の速度で相転移の情報が地点Aから地点Zへ伝達されるとしても、AとZでは別の時間軸で相転移が起きることになる。

 つまり同じ宇宙であっても地点Aと地点Zでは別々の相転移がおきるため、宇宙空間という真円に大きな歪みが発生してしまう。

 そしてこの歪みに耐えきれなくなった宇宙という真円のひもは次第に円の形を保てなくなっていき、"重力波"という膨大なエネルギーを放出しながら崩壊していく。


 アリアドネの示した重粒子圧縮砲verセクレト6.0は、これらの事象を大型砲塔の中でやってしまおうという提案だった。

 砲塔の中で疑似宇宙を形成、ENG出力を持って相転移を起こし、重力波をエネルギーとして撃ちだすのだと。

 だが重力波をそのまま使うのは多方面、主に帝国や帝国軍に不信感を抱かせてしまうため、わざわざビームに変換して撃ちだすということで重粒子圧縮砲(大型ビーム砲)と言い張っているのだった。

 しかし、これもただのビームではない。

 水鉄砲のように打ち切ってしまうタイプではなく、極大ビームを()()するタイプだ。

 しかも抜き取った膨大な熱粒子を砲身内で攪拌、圧縮することで密度を上げて破壊力を増す極悪仕様だ。

 搭載するENG次第では誇張なくコロニーどころか惑星すら塵にする超兵器。

 そして"ビームに変換せず重力波として照射することも可能"と小さく書かれてあることに、この場の全員は見逃さなかった。

 つまり、ブルーローズといった艦隊旗艦が搭載している超重力子圧縮放射砲(帝国の切り札)と同性能のSPECを隠した超兵器を、ラビットに載せようとしているのだ。


「いやいや、いやいやいやいや!

 ウチも冗談で言うてみたけど、ホンマに持ってくるアホがおるか!?」


『ミセス・アリアドネは常人の斜め上を物凄い角度で行くのですね……』


「社長、こんなの持ってて大丈夫なんですか!?」


「良いんじゃない?

 軍に鍵掛けられているのじゃなくて、私が新規に起こした図面だし。

 面倒だよねぇ? 何で私らが作った武器を他人の権限で封印されなきゃいけないんだって話よ」


「軍への報告は……?」


「バカだなぁ君は。言ったら絶対に作るの止められるじゃーん」


「この義姉マジでアホちゃうか!?」


「どう考えても天才っしょ! 頭の中に構想はあったとはいえ、1日で形にしたんだからね?」


「努力の方向性考ええっちゅうとんねん!」


「うるさいなぁ。末っ子は黙ってお義姉ちゃんの言う事聞いていれば良いんだよ」


 悪びれなく言う義姉に、ハイデマリーはうがー! と頭を抱えた。

 それを見てカラカラと笑うのは、ハイデマリーの義理の姉でありセクレト造船社長、アリアドネ・ヘルガー。

 家名持ちだが、アリアドネは生まれながらの貴族家系ではない。

 セクレト造船の社長となってから打ち立てた功績を持って帝国貴族へ迎え入れられ、名誉貴族として”ヘルガー”の家名を皇帝から賜った若き天才。

 そんなアリアドネが、ハイデマリーの兄嫁だった。

 ハイデマリーの実家は5人の子供たちを持つ大家族であり、ハイデマリーはその末っ子。

 兄や姉は全員が結婚して世帯を持っており、全員が企業や軍の重役を担っているエリート家系だ。

 アリアドネは上から3番目の兄に嫁いできたハーフリングだが、実家が近いこともあって小さい頃から互いによく知る仲だった。

 そんなアリアドネから直々に機械弄りを教え込まれていたハイデマリーがソフトウェア専門になったのは、幼いながらに兄を取られると思う嫉妬心からだった。


「で、これ載せるでしょ? 350m級から載せられるけど」


「こんなもん載せたら軍に何言われるか分からんやろ!

 義姉やんもちっとは考えて物言えや!」


「もう手遅れじゃない?

 だってマリーちゃん、もうリストに載っちゃってるじゃない」


「ちょ!?!?! 義姉やん!?」


『なんと……』


 本気で慌てるハイデマリーと絶句するシズという、なんとも珍しい光景。

 その二人を見て、アリアドネは『あ、』と声を漏らした。

 ぐりんと振り返り、目を見開いて二人の部下を見上げる。

 大の男二人はそんな社長の仕草にビクっと身体を揺らした。


「そこの二人。目と耳を塞いで、さっき言ったことを忘れな?

 家庭の問題や、詮索したらプライバシーの侵害で宇宙に捨てるで~」


「「私達は何も聞いておりません。この後のことも全て忘れます。終わったら言ってください」」


「よろしい」


 これで大丈夫と言うアリアドネ。

 いったい何が大丈夫なのか。機密とかリストの存在とか、色々アウトだろう。

 言いたい事は沢山あるが、ハイデマリーが口にできたのは一つだけだった。


「何で知ってんの……?」


 ハイデマリーの声は震えていた。

 リストの件は誰にも言っていないし、まだ誰にも言うつもりもなかったことだ。

 リストを管理している帝国が誰にも教えることはないと言っていた以上、ハイデマリー以外にはこの場にいるシズしか知らないことであり、そのシズが主人を裏切ることは絶対にない。

 そもそも、リストの存在は一定の情報通の間で噂されているものの、その存在は宇宙規模の都市伝説のようなものだ。

 それは何故か?

 誰がリストに載っていて、何故リストに載っているか、当事者以外が理由を知らないからだ。

 過去リストに載っていたと吹聴する者は数多くいたが、それが何を意味するかを知っている者は一人もいなかった。

 そして真にリストに載っていた者たちは、死んだあとも無言を貫いている。


「もしかして、義姉やんもリストに……?」


 井戸端会議の感じで大量破壊兵器を渡してくる義姉の顔を見て、ハイデマリーはもしやと思った。

 超重力子圧縮放射砲などという、通常戦力における帝国軍の最大火力を初めて世に送り出した希代の天才ならば、そうであっても可笑しくは無いだろうという期待を込めて。


「私が? あはは! ないない!

 ただの天才程度じゃ噂のリストになんて登録されないよん。

 よくて名誉貴族の首輪を付けられるくらいかな?」


「じゃあ……じゃあ何で知ってんねん!

 あんな得体のしれん、何やらされるかも分からんモンを!!」


 ヘらへらと笑うアリアドネに、遂にハイデマリーは本気で怒鳴り返した。

 人の気持ちも知らずに何を言っているのだと。

 誰にも言えない、言ったところで相手を危険に巻き込むかもしれない秘密を仲間に共有することなど、ハイデマリーにはできなかった。

 それでも帝国に目を付けられた事実が、確実にハイデマリーの精神を蝕んでいる。 

 そんなハイデマリーに向かってあんまりな態度をとるアリアドネ。

 そんな義姉に対して怒りに震えるハイデマリーだったが、アリアドネは常の態度を崩さず、むしろ諭すようにハイデマリーの頭を優しく撫でた。


「そう怒鳴らないの。私が知ったのも本当に偶然よ?

 マリーちゃんの一番上の義兄さんが軍属でしょ? だから教えてくれたの。

 リストが何なのかまでは教えてくれなかったけど、マリーちゃんが危ない目にあう可能性が高いって。

 だから船だけでも何とか良くしてやれないかって頼み込んできたの。

 いつも慌ててる人だけど、今回は輪に賭けて慌てたよん」


 優しく微笑みながら諭すように言う義姉を見て、ハイデマリーの動悸が収まっていく。

 落ち着きを取り戻した義妹を見たアリアドネは、その身体を自身の腕の中へ引き寄せた。

 怖がることは何もないと、互いの心臓の鼓動が重なるほど強く抱きしめて言う。


「みんなマリーちゃんが心配なの。それは私だって同じ。

 だからクレアさんに無理言って、こうやって囲い込み紛いなこともやったのよ?

 あの人はあの人の考えがあったから許可してくれたけど、それは別にどうでもいいわ。

 大事なのは、私達は何時だってマリーちゃんの助けになってあげたいってこと。

 マリーちゃんがどう思っていようが、私は貴女のお義姉ちゃんなのよ?」


「義姉やん……」


「だからこの設計図は私から送れる精一杯のプレゼント。

 ……撃ったら艦の出力が足りなくてシステムダウンになるかもだけど」


「アカンやん」


「3000億クレジットでいいわ」


「そんな額払えるかぁ!? 破産してまうわ!

 ここは義姉やんがタダにするくらいの気概見せてくれる所やろ!」


 感動した。だが現実に引きずり戻された。

 スーっと引いた涙を少し残念に思いながら、ハイデマリーはアリアドネの片方の頬を抓った。


「しょうがないじゃない!

 お義姉ちゃんだって社長だもの、四半期の利益がマイナスだと責任問題になるの!」


 負けじとアリアドネも両手でハイデマリーの頬を抓った。

 昨日と同じく、今日もまた始まった。

 シズは二人がキャットファイトを始めた瞬間に脳内でゴングを鳴らした。

 二人にとってはもう何度目になるか分からない喧嘩だが、シズのハードディスクにはその回数が記録されている。

 今日でプラス1カウント。

 昨日はアンドーが止めたが、今日はエリーたちと一緒にセイバーリングの状況を確認するため来ていない。

 これは行くところまで行くかもしれないと、内心ワクワクしながら机の上でドタバタし始めた義姉妹を記録し始めた。

 

「だいたい何やねん! 一発撃ったら機能不全なるとか、欠陥兵器やないかい!」


「欠陥言うな! 我ながら完璧な設計!

 むしろ駆逐艦クラスがこんな特装砲を積める時点でおかしいって分かれ!」


「じゃあ何か? 制御仕様のせいってか? 義姉やんいっつもそうやもんなぁ!

 何か都合が悪くなると全部制御が悪い、制御仕様が悪いってウチのせいにしてたもんなあ!

 宇宙が暗いのも星が光るのも全部制御のせいってか! あ"あ"ん!?」


「私が設計した通りに動かせないなら制御が悪いに決まってる!」


 机の上で取っ組み合って殴るは蹴るわ、激しい応酬を繰り返す二人。

 だが悲しいかな、ハーフリングは大人であっても小柄なためか弱い力しかでない。

 ドカドカと表現するのではなく、ぽかぽかと表現するのが正しい微笑ましい絵面に、今日も平和だとシズは満足げに頷いた。


「あのぉ……お二人は何をしてあ痛ったぁー!?」


 そんなぽかぽかという取っ組み合いでも、無防備な状態で巻き込まれたらたまったものじゃない。

 特に無重力空間で壁に張り付くために履いている、磁石の入った厚底靴が当たると痛いのは当たり前で。

 二人が取っ組み合いを始めた頃には聞こえていただろうに、今まで律儀に目と耳を塞いでいた男にハイデマリーのかかと落としがめり込んだ。


「ぶ、部長大丈夫ですか!? ちょっとお二人とも、何やっているんですか辞めて下さい!」


 頭を抱えて蹲る男に変わって設計担当が止めに入るが、二人は取っ組み合いをやめないどころか更にヒートアップしていく。

 ほほを抓り、噛みつき、頭突きをかまして机からずり落ちる二人。

 もう淑女じゃない、ただの小さい野生児だった。


「ウチが勝ったら1000億な! これならまだギリ、ギリギリ首の皮繋がる!」


「じゃあ私が勝ったら6000億! ケツの毛まで毟り取る!」


「取るモンあるかい! つるんつるんじゃボケ!!」


「やーいやーい、いい歳したおーぼーこー!」


 こめかみに青筋を立てながら腕撒くりをする二人。

 両手で握りこぶしをつくりながら、どちらも負けるなと応援するシズ。

 そんな三人を見て、もう全てが面倒になった設計担当がボソっと呟く。


「……もう、ハイデマリー様が制御仕様作っちゃえばいいんじゃないですかね」


『あ、私が言わないでおこうとしたことを』


「ちょっと」「詳しく」


 ぐるん! と勢いよく振り返るアリアドネとハイデマリーの圧に後ずさりしながら、設計担当は言う。


「ハイデマリー様がシズさんを作ったんでしょう?

 なら、制御仕様から何からソフトウェア系は全部ハイデマリー様が作って、弊社がそれを買い取って今後の開発に活かせれば、お互いに損は無いかと、思ったんですが……?」


 顎に手を当てて思案する二人。

 だがどちらも方向性が違うだけの天才故に、解答は即座に導き出した。


「つまりこれは、インセンティブを賭けた戦いってことやな」


「安く買い叩いてやる」


「あ、ダメだこれ止まらないやつ」


 翌日、二人のハーフリングがセクレト造船のVIP室を掃除したそうな。



相転移とか宇宙ひもは実際にある理論ですが、ほぼファンタジー成分で補っているのであしからず。

宇宙ひも理論、相転移から生まれた重力波。その重力波から熱エネルギーだけ取り出し粒子造粒で攪拌圧縮して打ち出すとんでもビーム砲を重粒子圧縮砲と命名したいのです。

誰か上手く文章にしておくれ、分かりやすい説明は私にはできなんだ……ひもになりたい


ちょっと真面目なお話も。

2月に更新止めて、8月に再開して一月過ぎてました。更新止める前とほぼ同じ話数も投稿しておりました。

変わらずお付き合い頂いている方には感謝を。

新しく目を通してくださった方にも感謝を。

細々とやっていくので、ゆるくお付き合いして頂けると幸いです。


次回は建造計画③(小話)かエルフ組

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― 新着の感想 ―
[良い点] 夢が有り内実も備えているところ。 素晴らしいです。 [一言] 久しぶりにワクワクを感じられることができました。 有り難うございます。
[一言] 相転移砲と聞いて出てくるのが銃夢のソレノイドクエンチガンしか出てこない(ノ∀`*) あれ七面倒臭いレールガンてだけなので、根本が違いますね(´・ω・`) 縮退炉なみにトンデモ兵器のやうで… …
[良い点] シズさんイイ性格。 まさか録画も…いえなんでも無いですよ? [一言] 設計したものが思った通りに動かない? そんな考えなら装甲板でも叩いてろ!という現場からの声でっす。 見えないところのモ…
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