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双子の誤り

俺、健とこっちにいる文人(ふみと)は双子。


俺は、2年B組で文人はD組。


髪の毛とか身長とか体重とか全て同じで…


なんと、好きな女子のタイプも同じだった。

よく間違えられる。


~~~~~~~~~~


ある日、俺はある女の子とバイト先で出会った。

その子は完璧な女の子と言える人だった。


名前はリナ。


俺の一つ上だった。


~~~~~~~~~~


健はリナと次の土曜日、近くの高級な喫茶店に行くことになった。


その話しが成立したのはバイトが終わった後だ。


リナ:「じゃ・・・また今度ね」

健:「うん、じゃ・・」



健はウキウキだった。


家に帰ると文人が待っていた。


文人:「おい!!遅かったな…バイト長引いたのか?」



健:「ちょっと俺の部屋きて!」


文人の手を引いて健の部屋に入れた。


文人:「どうしたんだよ・・・そんな顔真っ赤にして・・・?」



そして、次の土曜日、リナと会うことを話した。


文人:「おぉ!!やったなっっ!!スゲェーいいなぁ・・・。さっそく彼女かよっププ」


健:「いや、彼女じゃねーよっ。バイトの事で合うだけ。」





~~次の土曜日~~



「ふわぁ~・・・あっ、そうだ今日リナさんが喫茶店に来るんだ!」


「このシャツ着ていこうかな・・・ちょっと合わないかな?まっこれでいっか!!」



朝の10時。ひっそりと玄関のドアが開く音で目がさめた。


健:「今・・何時だ?あっ、そうだ!!今日…リナと喫茶店で会うんだ♪」



そして健は自分のタンスを開けた。





・・・・・






健:「あれ?あれ?俺の・・・・・」


健はタンスをあさった。







健:「俺の・・・、新品のTシャツがない!!」





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



リナ:『健さん…まだかしら…』


リナは喫茶店の奥の方の席に座った。




すると、緑のチェックのTシャツを着た1人の男性が走ってきた。



「ハァ・・・ハァ・・・遅れてごめんなさい!!ちょっと・・・服選びに迷って…。」


リナ:「アハハっ、あなたらしいわね。まぁ座ってください♪好きなもの頼んでいいですよ。」





健は、白い色のTシャツをはおった。


ボタンがすこし 込んでいる。






健は思いっきり大またで走った。


ーリナさん待ってるだろうなー



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




リナ:「そういえば…最近、CD買ったんですってね!どんなCD買ったの?」


「えっ…えーーっとぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

緑のTシャツのカゲがすこしゆれる。


リナは興味深い顔をしている。


「普通の・・・ポップスっぽい曲・・・・・かなぁっ」

冷や汗が出た。


リナ:「へーぇっ…そんな曲聞かれるんですか♪今度聞かせてくださいね」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




健は喫茶店の前へ着いた。


ドアを開けがてら、リナを探した。



そして、髪の毛の長いリナを見つけた。



健:「あっっっ!!リーーナーーーさ・・・・・。・・・・???!!!」


健は一瞬驚いた。









なんとリナの目の前には健の双子の“文人”がいた。






























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