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35-2.敵襲

 「行け行け!」


反乱軍の隊長は村を指差す。6人の盗賊たちは愉快そうに雄叫びをあげる。


「スミス!お前…」


隊長が指示を飛ばしかけたところで眉間に矢を受けたスミスが力無く馬から転げ落ちる。


「射たれてるぞ!散開!」


隊長は叫ぶ。


「くっそう!あのクソアマか!」


一人の男が叫ぶ。


「あいつがいるなら危ないですぜ!引き返しますか?」


冷静そうなメンバーが尋ねる。


「馬鹿野郎!スミスの仇をとるんだよ!」


隊長は檄を飛ばす。


「わかりましたよ!」


メンバーの一人が叫ぶ。


「ジグザグに走れ!まっすぐ走ってたらやられる!」


隊長の指示で反乱軍は少し蛇行しながら進む。

キンッと不快な金属音とともに一人の兜が弾け飛ぶ。


「ヒエェ!危ねえ!」


メンバーの一人が頭をさする。


「当てたのか!あの距離をこの距離を?」


隊長は頭を低く下げる。


「このまま突っ込むぞ!」


五人の反乱軍はそのまま突っ込んでいった。





「くそ!気づいたのが遅かった!」


ロスが苦し紛れに放った矢は鎧に弾かれる。

反乱軍は村の中に入った上にそもそも十分に矢を持っていない。

弓を短く変形させて近距離での連射速度を向上させる。

納屋を一人が通り過ぎるが、陰から出て来た何者かに攻撃され馬から転げ落ちる。


吹き飛ばされた兵士は呻き声を上げながらピクピクしている。


「なんだこいつら!」


チャックが叫ぶ。


「いいから全員倒して!」


ロスは叫ぶ。


「オラ!死ね!」


反乱軍兵士がチャックに向かっていく。

だが、そのままハンマーで剣ごと砕かれ吹き飛んでいく。


「こいつめっちゃ強いな。」


ロスは少し引いた。

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