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21-3.刺客

「落ち着け。落ち着け。」


そう言って血のついた剣を持った若い男が階段を登ってくる。表で仲間が時間を稼いでいる間にさっさと対象を暗殺しなければならない。


階段を登り切り右を向く。標的の女と目が合った。


「いるじゃん!」


そうそう言って剣を振り回しながらシルヴィアの方に走る。


「まずい!」


そう言ってシルヴィアは向きを変えて逃げようとするも走り慣れていないのかそのまま転んでしまった。


「まず一人!」


そう言って男はシルヴィアに切り掛かる。


「ひっ」


シルヴィアは恐怖のあまり頭を抑えてうずくまる。


剣を振りかぶった刺客はふと自分が空いたドアの前に立っているのに気づいた。


部屋の中に何かいる。


途端に部屋から火が噴き出してきて男はまともに火を浴びる。

猛烈な痛みと着衣に火がつき皮膚や髪が焼けこげる匂いが鼻腔を刺激する。


「いやああああ!」


断末魔の叫びをあげた男は剣を放り出してしばらくのたうちまわった後窓を突き破って下に落ちていった。


ここは三階だ。


シルヴィアは男が動かなくなったのを確認する。


「ごめんなさいね。」


そう呟くと、部屋の中を見る。


「ウィズバン、ナイス。」


「最近出番がなかったからもっと褒めろ。」


火の精霊がいた。


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