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60.包囲

「前回は面目ない。」マウザー大将は申し訳なさそうに頭を下げる。

「頭を上げてくれマウザー。戦に摩擦はつきものだ。いちいち処罰していては将軍がいなくなってしまう。」ガムラン大将が困ったように言う。

「ともかく、これでシェレンスクの包囲は完了した。」ガムランは地図を見ながら満足そうに言う。

「補給路の遮断もすでに完了している。北部の増援はアームストロングが食い止めるだろう。」マウザーも地図を見ながら言う。

「そちらは彼に任せるとして、シェレンスクはどう落とす?」

「市街戦をする余裕はありませんね。」

「そうだな。あまり時間もかけられん。仕方がない。あれを使うか。」

「そうですか。ですが、シェレンスクには帝国の民も住んでいますが?」

「戦に多少の犠牲はつきものだ。そう思わんかマウザー。」ガムランはマウザーを見る。

「それでこちらの犠牲が少なくなるのであれば反対はしません。ですが、北部や南部の北方系住民、カッシャートも反発するでしょう。」

「ふん、西の大国の戯言など無視しておけば良い。カッシャート帝国は口だけだ。」ガムランはおどける。

「では一週間、降伏の期間を設けましょう。それに応じなければ、使うしかありません。」

「よし、一週間か。それだけあれば良い。平和的に行きたいものだな。」ガムランは笑った。


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