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48-2.オペレーション・ジェヴォーダン

計画はこうだ。

まず、村の男たちやチャック、マーカスたちが森を両側から挟み込んでそのまま両端が合流。魔獣をじわじわと包囲して討伐する。

村の警備は俺、シルヴィア、ロスが務める。木が生い茂っている森ではロスの武器である視力と射程が活かせないため、村人が集まる区域全体をカバーできる建物の上に陣取り警戒する。

シルヴィアは一ヶ所に固まっている村人たちの護衛だ。いざという時は召喚による物量戦で魔獣の侵攻を阻む。また、ロスによる援護射撃もあるため、魔獣が討伐部隊をすり抜けて来た場合、討伐部隊が来るまで持ち堪える。

俺もいつものように役立たずではない。最近気づいてしまったのだ。新しい戦い方を。

俺の鎧は魔力による攻撃を全て無効化してしまう。つまりだ。シルヴィアが自爆を恐れて使っていなかったウィズバンの能力を屋外であればなんの躊躇もなくぶっ放せるのだ。

村人たちが避難する地区は厳重にバリケードで囲まれた。当然いざという時のための脱出口も用意している。自分たちの作った壁に阻まれるという愚行は犯さない。

さらに、森と村の間には何本もの色が違う杭が何本も規則的に刺されている。

これはロスから見た場合距離がわかりやすいようになっており正確な射撃が可能だ。うまくいけば村に辿り着く前に撃破できてしまう。フラグじみた言い方だが、完璧に近い作戦だろう。

今配られたカードで組んだ最善のデッキと言えるだろう。


 


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