ホントのはなし
キミからの言葉は期待したものではなく
さよならに近いコトバに思えた
認めたくないのは
僕にまだ
キミへの思いが残っていたから
全体的に短い文字に予想はできていた
でもそれが
キミのやさしさなんだよね
そう思うと自然に
涙があふれてきた
たぶん、何度も言葉を選んでは書き直したり
眠れない時間を過ごしてきたんだろう
そう思うと切なくなったから
もしも、キミがそばにいてくれたら
何ができるんだろう
喜ばせること
しあわせについて語ること
キミに笑顔のままでいてもらうこと
悲しみを消してあげること
それも大切なことだけど
本当は・・
キミが手紙に書けなかったことを
すべてとは言わないけど
僕が理解しないといけなかったんだね
キミがそばにいてくれたときに
キミが用意してくれた恋の主人公に
ぼくたちは、なれなかったみたい